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反省しても後悔しない
2008年 08月 30日
20代の若かりし頃に、私はそう思っていました。

 「反省しても後悔しない」

実際は、省(かえり)みると恥ずかしいので(つまり悔いが湧き上がるので)、あまり反省しないようにしていたのだったと思います。

などと書いてみて、ふと以前の投稿なんぞを見ると、いやはや・・・これゎ見たくない!
 語調は一定しないし、もっと分かりやすく+整理された文章への改善の余地多数です。

小中生の頃に「作文も詩も苦手だった」などという言い訳を繰り返ししていますが、それにしてもひどすぎません? と自分でツッコミ(つか、ドツキ)を入れたくなります。

まだ一気に書き上げたものは、文のぶれもそれなりなのですが、途中で風呂に入ったり、出勤して退勤後に続きを書いたりするとかなり語調が変化していたります。
そしてそれを十分に推敲しないまま投稿しているので、こういうことになっています。

・・・まぁ推敲し始めると、書式の一貫性よりも、記述内容の多義性や連続性や(自分にとっての)一貫性のほうが優先してしまうので、フォーマットが崩れちゃうのですね。

内容(書かれてある言葉の意味するもの そのもの)を包むのが、書式・フォーマットなわけですが、この両者は個別に独立しているものではなく 「ふたつ(対)でひとつ」 として扱うほうが後で楽になります。 いわゆる オブジェクト(似た用語では カプセル化したモジュール)として扱うほうが楽ちんといわれています。 ところが、この適切なオブジェクト生成の作業ってやつがどうにも苦手なんですよ・・・わたくし。

 ラベルと中身は一致させたい。
 ゆるゆるの外箱に、すかすかの中身は入れたくない。
 中身の記述をするなら、とっかかり(別名インターフェース)をたくさん用意したい。
 借り物の表現でなく、自分の言葉で書いておきたい。
 整理し過ぎてよそ行きの記事になりすぎたら、普段着の味付けを加えちゃえ。(蛇足とはまさしくこれだな)

などと欲張りというのか自意識過剰か、はたまた、己の力量を棚上げし過ぎた挙句の(私が一番避けたがっている)評論家姿勢に陥ったか、という体たらくになるのであります。 ていたらく

まぁ、Logであることを第一義にしているBlogであるので、辞書引きした履歴(特にそれまで自分がやや誤用・誤理解した語句については特に)とかも、ゆとりがあるなら記載するようにしています。 検索で参考にしたURLも、Wikipediaで知りなおした事柄も同様です。

自分の個人情報を特定される内容は、"積極的には書かない" + "ことさら隠しもしない" という立ち位置です。(これは私を標識できる フォーマットについてです)
そして、自分の中の情報(心情・夢想・知識)については、"制限を設けない" というスタンスを維持できたらいいなと思っています。
 でもまぁ、「知」の部分ではある程度確からしさを検証しないといけないでしょうがね。。。個人の思いは「信教・信条・良心の自由」でその権利を保護されているとはいえ、知識は守るばかりでは誤りを訂正できなくなりますから。。


先日 wikipedian dbut の記事で触れていますが、「平均」と「寿命」という結びつきを客観的かつ数学的にきっちり書くのって難しいなと感じています。 放射性核種(いわゆる放射能)の寿命なんてのは、初歩的素粒子論や放射化学の教科書に書いてあるくらいにありきたりで、生物の寿命みたいな修飾因子(たとえば自然界の動物の寿命は短く観察されるのに、動物園という人工の生態系内ではより長くなる など)が少ない。 それなら 1/e に減少した時点がどうして、「平均寿命」になるのかということを、ちゃんと 崩壊確率や 平均の概念とリンクさせて書くとなると浅学の身には厳しいものがあるわけですねぇ。。。(泣き言 w)

いやまじで、もっとちゃんと学のある方々に記述を委ねたほうがいいんじゃないかと、あきらめ気分も芽生えております。

Wikipediaのようなオープンソース的な百科事典というのは、博士や修士や学士でも間違ったり知識内容の更新が遅れることも時にはあるので、そのような場合にも 「知の更新」あるいは「知識の外郭(フォーマット)の校正」ができる,素晴らしい試みであると感じているのですが・・・・
時には、「権威の裏付けがない≒信憑性がなく自前のものではない、いわば借用に過ぎない」という見解をなさる方も存在するようです。
 ※以降はmore欄にちょっと続きを記入


反省がないといえば、かつて(私の生まれ育った昭和期に)「のど元過ぎれば熱さを忘れる」「熱しやすく冷めやすい」というのが、日本人の悪い癖として頻出していました。
今日の買い物で、秋風を感じたからでしょう。給料日がやっと来たからかもしれません。 図書館寄った後に、冬籠りの準備本能が働いて買いだしてきました。
 一気に2014円の保存食の買出しです。
 おやつにしか見えないかもしれません。
 けれども吹雪の日が続くと、この食料品が厳寒の中を生き抜く糧となるのでした。




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われながら、賞味期限が来るのが先か、冬が来る前に食べつくすのが先かという感じ。
一番近い賞味期限は、ソース焼きそばの '09.1.11 であります。


さて、どのくらい秋の気配が忍び寄っているかといいますと、こんなふう。

ここのアジサイは、紅葉と一緒に咲いていることがあります。[あじさい 紅葉]
実はこの一番遅咲きのブロックで2週間ほど前はまだ咲いていなかったので、庭師さんに訊ねると「今年はこれからじゃないかな」と言われ 「え~?! もう今年は駄目なんじゃないですかぁ?」とお喋りしていたのが、今日やっと一輪咲き始めていた。

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ハマナスも盛りは越えたがまだ咲いている。

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まだまだ少しだけだけれど、滝を望む景色に秋の気配が忍び寄っている。

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滝傍の 赤く色づいた実になった木は、まだ緑が強かった。

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図書館横の 淡い色づきな実の木。 こちらはもう葉の紅がよく乗っている。

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 買い物行く前にちょこっと寄りみちしてみました。常設展です。

流氷を描く画家さんの絵と、月を彫る彫刻家さんのオブジェ。

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とまあ、秋の気配から、芸術の秋を経由して、最後は食欲の秋へとたどり着いたわけ。



まだ若かったむかし、ざべ(旧名:The BASIC)というパソコン誌を定期購読していたころ。 まだまだ ASCII と Microsoft が合同で会社を作っていた余韻が残っていて、ASCII出身の (自称)サムさんが Microsoftに転籍した後で日本法人の会長になったころ。 そのころ誌面で読んだものに、「みかん星人」なる言葉でやっていたパロディーがある。

 アップル星人 = いわずと知れた一口かじったりんごマークの星からやってきた
 みかん星人 = 宇宙の果てから↑ に対抗しようと地球に来たが、とっても未完成

という意味で、Appleに対して まだまだ完成度の低いWindowsをパロッた配役であったような記憶がある。(ただし、もうかなりあやふや)

その頃の ざべ のエッセイストに 管理工学で松を開発した経歴もある中村正三郎 (プログラマ)がいる。 アンチMSKK(マイクロソフト日本法人の略称。尊称ではない)な発言が多かった頃に、「みかん星人がMSKK社長一家を襲撃」というファンタジック(?)なジョーク記事を書いて、MSKKが氏と出版社に取材停止処分を課した事件があった。 たしか、サム会長が「(ジョークとはいえ)家族を襲撃という記述は(社長の)恐怖を煽ったのです」ととりなし、処分は解除された。

さすが Wikipedia というべきか、本物かどうかは定かではないが、ご本人が記述を追加していらっしゃったことがあるようだ。
 履歴より > 中村正三郎 (プログラマ) - Wikipedia
この追記は結局、百科事典としてどうかと感じた方により削除されている。
(履歴が残るのって、成長の歴史でもあり面白い)


一方で、あまりの不正確さとでたらめさを感じて、立腹なさる方もいらっしゃる様子。
 wikipedia内のノート > 別サイトながら、この窓のままで飛びます


私人についての部分はプライバシー。 公人に属する部分は、誇張も隠蔽もしない。
・・ただ、人間はひとつで、この二つの面があるという理解と扱いが、どうしたらよいのかは、まだ完成されていないと私には思えるのだった。
by bucmacoto | 2008-08-30 23:52 | wave | Comments(2)
Commented by 104hito at 2008-08-31 06:14
「反省しても後悔しない」

ボクも16歳のときに出会った沢庵和尚に教わって以来、思い、行動共に大切にしちょりまつ
Commented by bucmacoto at 2008-08-31 20:25
| hito さま

やはり私と似てますかね。

もしや「反省も後悔もしていない」と、近くの他人から言われてませんか? ^^;
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