2008年 06月 16日
スパッツのゴムが切れたから
通り道を手繰り寄せる くねくね遠すぎりゃ通らない すぱっと近道探してる パンツのゴムが解けたから 先遣隊には太い針 刺さらない針だから役に立つ なまくらな棒だから前に立つ どこまでもどこまでも遠い道 果てない道にも終わりはある いつまでもいつまでも迷い道 袋小路に落とし穴そして立ち入り禁止 回り道をしたからベルトは腰に止まる 伸びる思いを味わってパンツのゴムは締まる 遠回りの道 遠すぎる道 登るだけの道 いつかその意味がぼくにも解かるのだろうか 近道だけが合理的と思っていた頃 遠回りなんて無駄じゃないかと思っていた頃 ぼくは失恋に足をとられ青春の謳歌に留年を得た 走れなくなったら歩けばいい 歩けなくなったら眺めればいい それは逃げでもなければ怠惰でもない 近道を抜けないで地道に力を込めて地力を蓄えているのだから
by bucmacoto
| 2008-06-16 23:46
| wave
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Comments(2)
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104hito at 2008-06-17 05:50
恋愛を人間における最高の価値と考え
たとえ結婚後であったとしても そこに恋愛の情熱が無くなれば 別れることを選び 股、他の女性と恋愛に走ることも やむを得ずとするhitoでつ 近道大好き♪ 抜け穴はもっと好き♥ 北村透谷氏はボクの師匠でつ(えー
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bucmacoto at 2008-06-17 08:23
β hito さま
北村透谷(1868-1894) 詩人、作家、評論家。本名、門太郎。神奈川県小田原市生まれ。1881(明治14)年に両親とともに東京に移住し、翌年、銀座の泰明小学校を卒業。透谷の名は、銀座数寄屋橋(すきやばし)の「数寄屋(すきや)」を「透谷(すきや)」にかえ、読みを「とうこく」にしたと言われる。一時期自由民権運動に深く影響されたが、のちになって政治から遠ざかり、キリスト教の信仰の世界に入る。25歳で自殺(享年27)。 【青空文庫より転記】 なんと複雑そう・・・(キリスト教て自殺を否定してたような) なるほど、hito氏は島崎藤村と同格・・・なのですね(ぇ?
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