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花と故郷(little trip 日記録2008.4/26-29#2)
2008年 04月 30日
帰ってきた今の赴任地はまだ桜蕾もほころんではいなかった。
しかし明日は夏日の予想気温なので、一気に開花することだろう。

郷里はまだまだだったが、札幌~芦別などはもう桜が散りはじめていた。
富良野~美瑛がちょうど盛りだった。

そういえば、上富良野近辺で目にした農家の庭先こいのぼりには度胆を抜かれた。
だって一ダース!ものこいのぼりなんですよ。 縦ですよ!洗濯物みたいな横じゃなく。
レンタカー返却時間が超過なので撮らなかったのだが、帰ってきてから激しく後悔 w
北海道の春の風物は、桜と梅とこいのぼりが一度にやってくることだろうか。

札幌(寺の境内 と よく通っていた市民プール敷地の植栽 と 散り際の霊園桜)
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札幌 かつて幼稚園児だった娘と手を繋いで散歩もした自宅そばの名所(クリック拡大)
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ちゃんとゴキブリ形UFO型札幌ドームも一望できます。
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午前5時半で、もう出勤してくる人がいましたね。


美唄 廃屋傍・・・と思ったら、住人がいました ^^;
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私と同じかご年配。 綿入れどてらを羽織った彼の話では、植えたのではなくて自然に生えてきた桜だそう。
(自分の肩の高さに掌を下向きにかざし)「これ位だった樹が、こんなにでっかくなったんだ。」 という。
それではこの樹と一緒に育たれたのですね。 と、たちしょんを咎められたかのように相槌を打つ私。
「ああ、おやじも、おふくろも、この樹を見ながら俺を育てて、毎年毎年この樹を見てたな。 どっちももう死んじまったが。 この樹を眺めながら死んでったなぁ」
なんだか話があらぬ方向に進み、彼の目にちょっとだけ反射を感じたのは気のせいか。
「ここはほら、ちょこっと盛り上がってて、以前は回りにずーっと樹があったんだけどおやじがぜーんぶ切っちまってマキ(薪:燃料木材)にしちゃったからな。 いまじゃ道路からこの樹だけ丸見えだもんな。」
道路から見えたこの桜が綺麗だったので、無人かと思って入ったという私にこう説明してくれた。
無断で敷地に入り込んでの撮影を詫び(彼は快諾)、車に乗りながらこう思った。
(あの樹は、本当に自然に生えてきたものなのだろうか・・・)


上砂川町か歌志内市(日本一人口の少ない市)
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盛りを越えたこの桜の近くに隣接して、すっきり質素な桜もいた。
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曇天なのが悲しい・・・


芦別 この巨大観音は、若者には理解し難いセンスだろう。
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しかし、奈良・鎌倉の大仏だって、N.Y.自由の女神だって似たようなものだとも言える。(なのか? ^^)
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こちらの鳥はホトトギスかウグイスか、考えあぐねたなんて人には言えません。。
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こちらは、自生している水仙が珍しくて撮ってみた花と故郷(little trip 日記録2008.4/26-29#2)_c0062295_2039877.jpg
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ふむ。 こぶしはちょっと桜に遅れる樹種のようだ。


こぶしとさくらと観音と新緑(曇天が恨めしい)
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カナディアンワールド(入場無料)では人影もなく音楽だけが流れていた。
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百人以上のメンバーなら貸切りにさせて貰えそうだ。。
百万以上も出せるなら、彼女への貸切遊園地プレゼントも実現できそうだ。。。
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残雪が残る山で、尖った木々に囲まれて、お前(桜)はけなげに咲いていた。

実はカナディアンワールドに迷い込んだのは、カーナビの誤動作or運転者の誤認が原因。
そしてこの山桜は季節通行制限を「季節制限はありません」と断言したカーナビ君のおかげ。
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閉まったゲートの前にいた開発局の車から、上品な紳士がバツ印をくれた。。。
5月28日通行開始(予定)って・・・どう考えてももう雪なんてないだろうと思った。


富良野芦別道立自然公園の一角 エゾヒガン桜のうなじ
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樹種看板があったからこれは間違いなし ^^v
葉っぱと蕾と花弁が同時に存在するのが、山桜好きには魅力である。
無論、ソメイヨシノのような端正かつ優美な桜も美しいが、私はちょっと素朴だったり強めの紅色だったり小ぶりだったりと、どうにも奔放なこの桜が好きだ。

砂利坂を上ると、満開直前の頃合いでいっぱいの桜がありました。
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桜づくしで、おなかいっぱいかも ^^


富良野 ここは満開の見ごろ
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校庭に侵入(立ち入り禁止じゃないかい?)
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コントラスト(対比度)・彩度・シャープネス(鮮鋭度)を上げるとさすがに不自然。
 Exif情報 : Contrast - Hard / Saturation - High / Sharpness - Hard

春の季節ゆえか、薄雲りのためか、十勝岳連峰の山波も霞んでいた。
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Wikipediaに記載はないが、この大雪山系の十勝岳のほかに日高山脈南方にも十勝岳(1457m)の名称が存在する。
 大雪山系は火山群で、日高山脈は造山運動(プレート境界のもり上がり)に由来する。
by bucmacoto | 2008-04-30 22:36 | particle | Comments(4)
Commented by ☆you one at 2008-05-01 21:31 x
十勝岳は確かに2つありますね、幌尻岳も2つ
北海道で一番多い山は、天狗山、天狗岳といった山です

十勝連峰みると、昔に
富良野岳、上ホロ、十勝岳、美瑛岳、美瑛富士と縦走したの懐かしくなりますわ
Commented by bucmacoto at 2008-05-01 22:17
Σ ☆you one さま

師匠と共だった銀塩写真の数々、見せていただきましたよ^^(閉鎖前)
日高山脈を眺めて育った私は幌尻岳=日高山脈の主峰としか知りませんでした。
なるほど、十勝幌尻岳もあるのですね。地図上20km東南東に。

xx富士って通称のも多いですね。 北見富士も複数だとか。。
登山の魅力って何なのでしょうね。 私は二十数年前に(南アルプス)鳳凰3山の縦走を経験しただけですが、雨にたたられた行程中わずかな日差しで撮った写真が最高にいい表情をしていました。
Commented by ふあ at 2008-05-02 17:28 x
こんにちは。
目にした景色を出来るだけ写真に残しておきたいと思う人と
そんな事をしなくても、記憶として残しておけば良いと言う人がいるようです。
やはり、 bucmacotoさんは前者のようですね♪
後者の考えの方がふとしたことで、前者になることは、よく聞かれることですが、
前者だった方が、後者になってしまうことはほとんどないような気がします。
不思議です。 bucmacotoさんの得意な分析を聞いてみたい。
Commented by bucmacoto at 2008-05-02 19:48
Σ ふあ さま

ぽくぽくぽくぽく(木魚音)・・・ちーん♪ ぽこぽこぽこ(爆)

年齢と共に記憶は褪せやすく、また鮮烈で新鮮な記憶を獲得することが困難になるからでしょうかねぇ。 若い頃は全ての体験が血肉になる感じだけれど、年齢と記憶の蓄積と共に新しい感覚として脳に刻まれることは減ってしまうので、物理的な補助記憶に頼りたくなるのかと。

それと、肖像画なんか好例ですが、フレーミングして切り取ってしまったシーンはちょっとだけより小奇麗になるので、残しおきするとより素敵な(つまり適度に誇張や美化がはいった)想い出となるからでしょう。

ただ何度かカメラのファインダーの中だけに夢中になって「全体」を楽しみそこねた経験があると、時には写真なしで楽しもうとすることもあるでしょうね。

なんにせよカメラを構えて楽しむコツは、『あわてないあわてない ひとやすみひとやすみ』という気の持ちようかもしれません。 (むろんプロは別)
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