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(無題)(夢想)
2008年 02月 13日
もっともらしいうそ

 と 

うそのような本当の話


見分けることは難しいけれど、
おおかみ少年の寓話には、うそを信じ込ませ、本当を笑い飛ばすように、長い時をかけて人々を教育した一人の少年が描かれている。

寓話なんて、いかにもありそうに思える、つくり話のひとつなのだけれど。


   lie




この事件は、つぶやきで知った。
[ライス米国務長官が「残忍」と非難 連続爆破テロ | エキサイトニュース] 検索結果

中東・アフリカ

イラク:爆弾テロ68人死亡 武装勢力、知的障害者利用か--バグダッド

 【カイロ高橋宗男】イラクの首都バグダッドの2カ所のペット市場で1日、2件の爆発テロが発生し、少なくとも68人が死亡、165人以上が負傷した。イラク軍報道官はAP通信に対し、知的障害のある女性2人が爆発物を巻き付けられ、遠隔操作で爆破されたとの見方を示し、武装勢力が女性らを利用した可能性を示唆した。

 バグダッドでのテロとしては、昨春の米兵増派以降、最悪規模のテロとなった。

 AP通信によると、ペット市場はそれぞれバグダッド中心部と南部で、1件目のテロで46人が死亡し、100人以上が負傷。2件目のテロは約20分後に発生し、22人が死亡、65人が負傷した。

毎日新聞 2008年2月2日 東京朝刊


また一方で、アングラ風な掲示板にこのような雑誌記事が孫引きされている。
(こちらの事件発生日時は、2004年6月)
[DAYS JAPAN 9月号 米軍「自作自演」の爆弾テロ現場] 検索結果

DAYS JAPAN 9月号
(原題)イラク 米軍「自作自演」の偽装テロ現場!? 写真・文/国森康弘

2004年6月、イラク・バグダッドで起きた自動車爆発テロ。
現場を目撃した人々は米軍が関与した偽装テロだと断言した。
この背景には、欧米寄りのマスメディアでは、報道されない、米軍の驚くべき「隠された真実」があったのだ。
多国籍軍の土台を揺るがす衝撃のレポート。

爆発現場の写真キャプション(爆発した車両と巻き込まれた少女のサンダル。少女の消息はわからない。事件直前に米軍車両とこの車を目撃した多くの住民が「米軍のテロ作戦だ」と叫んでいた。バクダッド。04年6月2日)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(初めの部分だけ引用しますと)
        多数の「米軍関与」証言

小さな爆発音の後、赤色の普通乗用車の中から子供たちの泣く声が聞こえた。
救い出そうと多数の市民が駆け寄ったが、車内にはだれもいない。
泣き声だけが響くなか、突然車が爆発した。
6月2日正午ごろ、イラクの首都バグダッド・アダミヤ地区のオマールストリートで起きたこの事件で、子供を含む少なくとも4人が死亡、27人が重軽傷を負った。

車から8メートルほどの地点にいて左足を骨折、腹部に破片が突き刺さったアブド・アラ・メダット君(9歳)をはじめ多くの住民が、大爆発の30分程前に米軍のハマー型軍用車両2台と赤い車が連なって現場に現れたのを目撃している。

2台の米軍車両は数分間停車してから去り、乗用車からアラブ系の男が降りてきた。
男はイラク人の一般男性と同じような服装で、携帯電話で話しながらその場を離れた。
その約20分後、置き去りにされた車の後部で最初の爆発が発生し、男性2人がけがをした。
さらに子供の泣き声が車内から聞こえ、人々が集まり始めた。そして十数分後に大きな爆発が起きた。車は大破してひっくり返り、辺りには被害者の血や車の部品が飛び散った。

事件前日には、主権委譲の受け皿になるイラク暫定政権のメンバーが発表されたばかりだった。
爆発で左足に重症を負ったシェハッブさん(45歳)らは「治安を悪くすることで、主権委譲後も居座り続ける口実を作ろうとした米軍の『テロ』だと断言する。
アルジャジーラやアルアラビーヤなどのアラブ系メディアでは、目撃者の証言として米軍の関与を伝えた。一方、BBCなど西側メディアでは、現場に現れた米兵に関しての報道はなかった。


そして、イスラエルとパレスチナ(ユダヤ・イスラム対立の象徴)でも。。
自爆テロでハマスが犯行声明―イスラエル

自爆テロでハマスが犯行声明―イスラエル

イスラエル軍、報復攻撃でハマス活動家9人殺害

 【エルサレム6日森田陽子】イスラエル南部都市ディナモで4日に発生した自爆テロについて、パレスチナのイスラム教根本主義過激派組織ハマスが5日、犯行声明を出し、実行犯2人が決意を表明するビデオ映像を流した。イスラエル紙ハーレツなどが6日、報じた。

 犯行声明によると、犯人2人はヨルダン川西岸パレスチナ自治区ヘブロン・ハリール出身で、2人とも、イスラエルの刑務所で2年間服役した経験を持つ。犯行動機を、1人はガザ住民が封鎖状態にあることに対する抗議、1人は殺害されたパレスチナ人に対する報復とした。

 テロ発生直後、アッバス・パレスチナ自治政府議長の支持基盤ファタハ系の「アルアクサ殉教者部隊」と、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)が犯行声明を出していたが、イスラエル治安当局は当初からハマスによる自爆テロとの見方を強めていたという。

 ハマスによるイスラエルでの自爆テロは昨年夏以来初めて。

 イスラエル議会国防委員長のツァチ・ハネグビ氏は4日、ハマスがテロを再開したことに対し、対ハマス政策を変更し、ハマス政治指導者を暗殺すべきだ、と主張した。

 一方、イスラエル軍は5日、報復としてガザ南部のハマスの警察本部を空爆し、ハマス活動家7人を、ラファではハマス戦闘員2人を射殺した。

2008/2/6 20:49

参考 ハマース - Wikipedia

敵は、テロ実行犯組織でも米軍・多国籍軍でもなくて、本当の敵は生命を道具としたり情報を操作す人間の「さが」ということになるのですが、それでは納得できない人々がごまんといることも想像できてしまう。


情報には常にノイズが乗っている。 それは、もう80年も前から物理的な性質についてはよく研究されている。
 情報理論 - エントロピー
 シャノン・ハートレーの定理

情報化された信号の処理は(少なくともある種の技術者には)よく理解されているのだが、現実を情報化する技術というのは、古くは、呪い(まじない)や神話(おとぎ噺)そして宗教・哲学と営々と行われているにも関わらず、「見せかけから本当の姿を知る」「うそまみれから真実の一片を濾しとる」技術としてはおそらく成功していない。

先日発刊の小冊子で見かけた、養老孟司氏の一文をまるっと引用してみよう。

現代   養老孟司

 現代社会には、大きな特徴が二つある。 七十才まで生きてきて、その間の変化を見ていて、そう思うようになった。
 一つは「ああすれば、こうなる」である。 世の中のすべては、これで進行する。 私をそれを批判するが、多くの人が「それでなにが悪い」と、ポカンとするのではないか。
 むずかしくいえば、予測して、制御する。 現代人はそれしかやらない。 でも、それが可能になるためには、じつは条件がすべて把握されていなければならない。 しかもそう予測しているのは、現在の自分である。 その自分は、行動した結果、変わってしまうかもしれない。
 恋愛をして、結婚する。 それがかならずしも幸福な結末にならないのは、なぜか。 結婚することで、自分も相手も変わるからである。 「本当の自分」があると思っている現代人には、通じない話だと思うが。
 こんな話をすると、「じゃあ、どうしたらいいんですか」とかならず訊かれる。
 ホラ、その質問自体が「ああすれば、こうなる」でしょ。 そう教えても。 まだ気がつかない。 その世界から、もう出られなくなっている。
 もう一つは、情報処理である。 じつは「ああすれば、こうなる」が可能になるのは、情報の世界の中だけである。すべてが「情報化されている」必要がある。 だから医者は検査を重視する。 じつは検査を重視するのではない。検査の結果、つまり情報しか見ていないのである。 生の患者なんて、気持ちが悪くて、見ていられない。 そう思っているのであろう。そんなもの、扱えない。 つまり情報処理ができない。
 その結果、なにをしなくなったか。 「情報化」である。 情報化を機械にやらせるのが検査である。 それなら自分で「情報化する」能力は衰える。 運動しなけりゃ、筋肉は発達しない。 それと同じである。
 こう述べても、なかなかわかってもらえないだろうなあ。 年寄りはそう思う。 言葉は情報で、情報はすべてを伝えきれないからである。

◎ようろう・たけし
解剖学者。1937年神奈川県生まれ。


多数ある(時には無数に思える)情報の中からより現実に近い情報を抽出する戦略には、いま私が思いつくだけで二つある。
 ひとつは、情報品質の判断を、自分ではなく外部に委ねること。
  「XX新聞の記事」「YY放送のニュース」「ZZ機関の報告書」 だから正しいと信じるという方法。 (過去の大本営発表のような痛い思いは覚悟だ)
 もうひとつは、うそ情報であろうとも取捨選択せずたくさん集めてそれらを雑音(ノイズ)として扱い、ぼんやり眺めて感じ取ること。 (自分がイカレていたら無益)

ふたつの戦略の前者はフィルタリングであり、後者は符号化された信号の復号作業である。

言い換えるなら、前者の戦略では、自前のフィルターは手入れが難しく老化という劣化を見極めることが困難であるために、「メンテナンスを外部化」した態度である。
そして後者の戦略は、教義的な圧力・資本による支配・歴史による囚縛に、「影響されても支配されない」訓練負荷を常に保つことである。


そんなことを考えると、ブログのような無定見な見立てというものの存在意義も、またひとつ確認できたように思うのだった。
   『平成お仕事広辞苑』 第20回【トリマー】|Lady小娘とセニョール枝豆の脳内出血。

ちなみに、我が家の愛犬は、「ペット系専門学校」のトリミング標本(もとい)モデルとして、千円という格安で、未来のトリマーさんの腕に寄与しているのだといいます。

うんうん。 社会貢献ではあるな。 ペットへの愛情の深さは計れない話だけれど(笑)
by bucmacoto | 2008-02-13 08:21 | particle
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