2007年 03月 08日
著作権に関して、私は常識外れな考えを自らの常識としているかもしれない。
例 → こちら このように考えるに至ったその基本(理念材料)は、ありきたりのものだ。
※ 権利とは、相互に牽制する性質がある。 また秩序(バランス感覚)維持のために、優先度が自ずとあると見なされている。 例えば、対価を支払い購入したモノについては自由に処分する権利があるが、人を薬殺処分するようなことは 「人間が生存する権利」 から認められない。 そもそも 人間を 「所有・所有権の移転(売買)」することは、認められる権利ではない。 人間の生命と尊厳は、所有権・財産権に勝る。 私が真剣に書き出すとどうにも他の人からは分かりにくくなる傾向があるので、著作権の実際的で実地な解釈はこちらで把握してみてくださいな。 → おふくろさん騒動についての整理 今回のタイトルで言葉あそびにした 権利と利権 / 矛と盾 の組み合わせ。 権利=自分の意志によって自由に行ったり、他人に要求したりすることのできる資格・能力 ある利益を主張し、これを享受することのできる資格。 社会的・道徳的正当性に裏づけられ、法律によって賦与される資格。 利権=利益を得る権利。(特に、業者が政治家や役人と結託して獲得する権益) 要求する色彩が強いから権利、守ろうとする色彩が強いから利権。。。という安易なタイトルであったりします。 攻撃性を発揮する道具となる矛(ほこ)と、本懐を守り保つ装具たる盾と、イメージ的に重なったのです。 著作権者 ── 文芸・芸術(言葉と音と肉体表現)の作者 ── は、その著作権を道具に金儲け(と言って悪ければ正統な報酬要求)をすることも、その著作物の真正ぶり(いわば作者の誇り)を守る手段として著作権で包むことも許されているのだと思います。 ※ 委細は省略>だって頭イタイ ^^; 個人的で勝手な想いですが、複数の著作権者の間の軋轢というのは、年輪(年齢)を重ねたから丸くなるのだと言うような単純なものではなく、互いの誇り(プライド)がぶつかるから時には袂を分かつことにならざるを得なくなるのでしょう。 藤子不二雄の名義が分かたれたり ビートルズが不可避的に解散するようになったのもこのプライド要素があるように思います。 著作権法は知的財産法とはいうけれど。。 蔵の財(たから)よりは身の財、身の財よりはココロの財 ← こんな言葉もあるけれど。。。 知の財産は、保有(占有)期間を長く認めるよりも、広く共有(再利用と再投資を認める)するほうが私の好みではあります。 ↑ この意味で 50年の期限をあの手この手で引き延ばしたディズニー商法はあまり好みではない。 でも ディズニーランドとか大好きだったりする。(親が楽しんだディズニーアニメを子が同じように楽しむ姿と言うのは、いいものだ。 文化の理想形態のひとつだろう) 親の支配 と 子の選択。 著作の継承は望むが、著作権の継承と言うのは(私的には)時代にそぐわない気がしています。 盾(守り手)としての権利だけは残してあげたいとは思うのですが。
by bucmacoto
| 2007-03-08 21:37
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