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trap holes (夢想)
2006年 07月 28日
バイクで走っていた仲間が言った。

「コーナーでコースアウトしそうになったら、抜ける方向を見ないとヤバイ。
 ヤバイと思ってそちらを見たら、必ず視線の方向に引っ張られるからね。」


ボクはアノヒトに尋ねた。

 輪廻ってのは本当は何なんでしょうか?

アノヒトはすかさず答えた。

「命をつなぐ営みだろうね。
 あるときはプランクトンとして生きて,
 次に小魚として生きて,
 次は大きな魚として生きて 最後には人に食われる。
 それかカモメに食われて,鷹に襲われる。
 食物連鎖 それが輪廻さ。」

アノヒトにかかると 弱肉強食だけが命のやりとりなのかと感じたっけ。


あれからボクは考えた。

命を継承することは 心をつないでゆくことだろうと。

肉体の再生とは 原始の細胞分裂,

生命全体のスクラップ&ビルドとは

親の肉体から 子の肉体が生まれること。

そしてこころを伝える側を 親 といい

こころを受け取るほうを 子 というのだと。


その女性は述べた。

「坂道を汗して登った分だけ きっと楽な下り坂がある。
 楽を続けていた分だけ 必ず登りが辛くなる。
 私はこれを 自転車の法則と呼んでるの。」


ボクは何も言えなかった。
けれど 心のどこかでこう思ったようだ。

運動エネルギーが位置エネルギーに変わった分だけ
そして位置エネルギーの低下が運動エネルギーに変わった分だけ
確かにエネルギー保存則は必ず成立しているね。

けれど流れ落ちる滝を登りきって竜になるのは伝説のひとにぎり。
そして流れ下りる急流を 下流に向かい飛ばしたら
オーバースピードでクラッシュするね。

そしてボクはその思ったとおりに いつの間にか ことを運んだ。
まるで自分で自分に いやな暗示を与えたかのように。

理解そして共感をと
伸ばせるだけ手を伸ばしすぎて


 吾以外 皆 吾が師なり

中には反面教師もいるからか、

 師を友とし 友に習い この道を往く

見上げる相手よりも 並んだ相手から 学んだことが多かった。


ボクよ 悪いコースを見つめるな

事故って傷だらけを何度繰り返すつもりなのか。

ボクよ 罠だらけ 穴だらけが 人の生だけど

生き延びるために食うても 食うために生き延びることはない。


ゲームとしての人生ではなく

勝つか負けるかだけではなく,

山と谷とを 乗り越える力が失せようと、

を見つめるな に気をとられるな

進み抜けるクリッピングポイントを 真っ先に見つめよう。


肩と腕の力を抜いて、

身体をあずけて、

眼と指先だけは軽やかに。







この老眼で(動体視力低下で)見つめても、抜け切る自信はもうないのだが。
更に体重増加で遠心力の負荷も きっと増加しているのだが。

だからこれは 年寄りの 夢想話でしかないのだが(笑)。
by bucmacoto | 2006-07-28 22:18 | particle
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