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serenity
2005年 11月 21日
セレニティの祈り(ニーパーの祈り/平安の祈り)

この serenity そして serene(落ち着いた 澄みきった 穏やかな) という言葉の意味は、
日本語(仏教用語由来)の 悟り とほぼ同義語だと思えます。

おそれを超えた平安さとは、臆病を乗り越えた勇気の異名なのかもしれません。
 * 越え方にも、通り過ぎる/取り組むが諦めて離脱/解決提示とロードマップを受け入れられる...いろいろな越え方がある。(私が許容できないのは洗脳して去るようなやり方)

そういうバランス感覚はいやなヤツと思われることも多いのかも。。。

優秀なだけで 冷たく思われる,
不器用なだけで 怖がられる,
同内容のことを別な言葉で表現していると それは間違った考えだと金きり心が睨みつける。
どれにもついつい、不条理だと いう憤りがこみ上げてしまうことが多い。

たとえ、朝夕のお勤めを欠かさなくとも、祈りを重ねていても、異端と敵とラベルが貼れるようなら排除心理が、あるがままの姿を見失わせるのだな。。。
そんな考えを思い出しました。

1963年 「I have a dream ・・・」で始まるキング牧師演説も大好きです。
私は、肌の色も 生活習慣も 価値観すら異なる人々が、同じテーブルにすわり、談笑をし、時には議論があって、そうして静かに次の再開を約束する姿を、ただそれだけで 素晴らしいと思うのです。


小3の娘が昨夜電話の向こう側で言った言葉
「パパ,子供は親の背中を見て育つんだよ。」
モラルも倫理も価値観も、親から受け継ぐ容れものに いびつな形ばかり詰め込まないで、小さくともきれいなどこにでも通用するものばかりを、拾い上げておくれと祈った。



自分の中の『素直』 と 【いい加減】とのバランス感覚に悩んでいた頃に、
これでいいはずだという思い込みと、家族にはそれを理解されない(むしろ拒絶な)苦しさと。

そんな心の波間に見えた光明として、
過去 ~ 現在 ~ 未来
の時間方向を、灯台の光源としてイメージした時期のことです。

過去の視点で → 現在を見たら、輝いているだろうか?/腐っているだろうか?
未来の視座で → 現在は暗黒だろうか?/燃え尽きる最後の輝きか?

過去の視点は記憶の中にしかない。
多くの場合に、その後の経験や考え方に修飾を受けて、記憶は不確かに揺らめき立つ。

未来の視座は夢の中にしか存在しない。
希望という甘い幻に味付けられて、苦渋という過去の隠し味をたっぷりと吸い込んで。


闘争本能を麻痺レベルまで緊張を上げ切って、自律神経反応も思考収斂も乱れた頃に、
内光 外光 古光
に書いたような想いを得て、誰かが(おそらく自分の中にいた自分自身が)、
「いいんだよ。きっとそれでいいから。もう充分だから。」
そう言ってもらえた気がしたものです。
by bucmacoto | 2005-11-21 22:43 | wave | Comments(4)
Commented by hannah5 at 2005-11-22 12:18
トラックバック、ども
でも、ちょっと内容が詩と違うんですが。。。
Commented by sleapydeen at 2005-11-22 18:22
自分が「いる」だけで、充分とは・・・・・。
最近知りましたヨ。(^^;
Commented by bucmacoto at 2005-11-22 20:24
はんなさん 

やな奴って意味が、違いました? < 激しく違ったらしい(苦笑)
Commented by bucmacoto at 2005-11-22 20:30
deenさん 

若い頃は 役に立つかどうか? という機能重視派だったのですよ。
今では役立つかどうかよりも、持てる力を全うできているか? を気しします。

ありのままので、精一杯とのびのびとしていられたら、充分かと思うのです。
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