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続 : モモ / Michael Ende
2005年 11月 10日
作者のエンデは、児童文学を世に送り出しながら、20世紀という現代資本主義システムへの アンチテーゼを提供し続けた哲学者でもあるようです。

エンデが行った批判言
 未来からの搾取
 子孫の財産の食いつぶし
 必要を超えた投資と 足りるを忘れ果てなく膨らまされた需要
 「もっと利潤を」 < 決して安定することない目標
 学校 < システムの担い手としてのトレーニングセンター
 計量する能力 → やりくり(節約) → 利殖というみせかけの増大
  西暦元年から毎日8時間、働き続けると、2000年には金の延べ棒1本分になります。
  同じ年数、5%複利で1マルクを預金するとどうなるでしょう。何と、太陽4個分もの金塊に。
 鏡の中の鏡 ~意識の迷宮~

 いろいろ・・・

 参) http://www.fsinet.or.jp/~necoco/endekinyuu.htm#one


モモの本を、じっくりと読んでいます。

時間貯蓄組合より派遣された「灰色の男たち」が登場。
彼らは 時間を量り購入(貯蓄と呼んでいる)し、将来に利子をつけて払い戻すという。
それは全て、謀(はかりごと)。
人々に時間の節約をすすめる。
人々から時間を掠め取る。
そのために、灰色の男たちは 目立たないように 記憶に残らないように注意を払う。

時間は いのち の別名なのかも知れない。
 地球の自転の数よりも、太陽を回る公転回数よりも、
 水晶の圧電共振よりも、セシウム原子の振動による計数よりも、
充実感という不確かなものさしで 伸び縮む。


これはエンデの論旨とは、外れるのを承知な思いだが
 時間は いのちは
 重さと 温もりと 明るさと 長さ(高/深)と、
 そう,空間量・運動量と不可分なんだろうな。

 現実の 空間・時間・エネルギー を
 "よく" ,獲得するため 節約するため 管理するため < 見かけ上は効率よく
 中間ロス(管理コスト)だらけに なるのって、必然の流れとすら思える。
 (経済学・組織学にこんな エントロピー増大則はおそらく書いてない。ww)

 時間を,計量し 管理し (見かけ上)上手に運用できるだなんて、幻影かもしれない。
 いのちを 売り買いすることに、馴染めないように。

私たちの多くは時間を売って(タイムカード管理下で仕事をして)、お金を得ている。
けれど、タイムカードがなくても(時には、お金を得られないとしても)仕事をしたいのだと思う。
自分のために。 誰かのために。 < 大げさに言えば 誇りのために

これって,お金のため としか思えないと、つまんないよなぁ。。。



子に残したことば
お金って何さぁ?

『ありがとう』 を、形にしたものだよ。
【ごめんなさい】 を、見えるようにしたものさ。

子に残したかったこと
地位とか名誉って,それってなにさ?

「いい気持ちになる」 ざいりょうだよ。
お金を出してでも、欲しがる人が いるらしい。
お金で買えなくて売れないものを 『誇り』 というのかな?

子に残さずにゆきたい。
いい気持ちになるために

 からっぽなありがとうやごめんなさいを、支払うことはない。

膨らんだいい気持ちにしがみついて

 大切にしている小さな 誇り を、失くすることはない。


パパはこう思ってるんだ。

 この世界から
 自分が消え去るときに
  ヒトコト
 ありがとう って
 言い残してゆきたい。

 それ以上のものはいらない

 ごめんなさい
  なんて
 残していきたくない。



by bucmacoto | 2005-11-10 22:35 | particle
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