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秋燕は帰り往くか
2010年 09月 13日
立秋からひと月と一週間。
3週前の夜半には、オホーツク海から昇るおおきなオリオン座も見られた。
(こういう時には、巨きいとかいておおきいと読んでみたいものだ)

間もなく仕事帰りに夕空を見上げる季節が去り、夜空を見上げる季節になる。
夕空の写真を撮っていたら、数羽のツバメが南の沼目指して夕凪の中を抜けた。
(この地域では、ツバメの姿を見る機会はごく少ないものだ)

ツバメは北で営巣し、南で越冬するという。
家をでて去るという意味では、行くとか往くと表現するのが妥当なのだろう。
(私の感覚としては、夏にやってきて冬に南の島へと帰るかのような印象ではある)

夕空にはクリオネの形をした雲が、ゆっくりと東へ向かって流れていった。
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先々週の週末には7月が盛りだった紫陽花が咲き残り、7月から咲き始めたコスモスも旬を迎えた。
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黄色いありふれた小振りの蝶と、色あせた緋色のあかつめ草、秋の足音を知るや知らぬや。

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5年ほど前に貸し切り状態のテニスコート横で、カメラ片手に這いつくばって虫と花を撮っていたら、娘が私の目を覗き込んで尋ねた。

「こんなの撮って何か楽しい?」

「う〜ん、楽しいっていうか、暇つぶしっていうか・・、生きている記憶の記録だよ」

意味不明(イミフ)でわけわか(わからなかった)みたいだった。^^
by bucmacoto | 2010-09-13 19:39 | wave | Comments(2)
Commented by eikcaj at 2010-09-25 11:57
えっ、北海道ってコスモスと紫陽花が一緒に咲いてるのですか〜⁉
スゴーイ⁉⁉・・こまっ太
Commented by bucmacoto at 2010-09-26 22:41
☆ こまっ太さま

色づいた紅葉と、色の残ったアジサイの組み合わせも見られますよ ^^
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