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備忘ログ
2001年 09月 27日
DICOM関係の Tips and Knowlige(20091026投稿)

私が習ったのは、IPネットワーク環境では、パケットはビッグエンディアンで受け渡すのが、「標準作法」というものだった。


しかし、今の若手のエンジニアに聞くと、「今までほとんど【暗黙的了解】の元では、リトルエンディアンでしか接続していませんね。 予めビッグエンディアンを指定されるようなまれなケース以外では」 ということだった。

 ※ エンディアン - Wikipedia


モトローラや SPARKチップや Alphaや PowerPC(これは切り替え可能)ならビッグエンディアン
インテルのCPUはリトルエンディアン。

Wintel連合(MicrosoftのWidowsと IntelのCPU)が覇を誇った次代というのは、教科書も書き換えてしまうものらしい。

 Endianって何?

ガリバー旅行記の中で、卵の太いほうから割らなければいけない陣営=ビッグエンディアン、卵の細いほうから割るべきである陣営 = リトルエンディアン、というスイフトの描いた対立図式がこの言葉の語源なのですねぇ。


教科書的な知識では、ISOのネットワーク7階層モデルが基本だって思っておりました。

 OSI参照モデル - Wikipedia

けれども、UDP/TCP/IP ネットワークは、全く別由来な4層構造モデルだったのですね。

 DARPAモデル - Wikipedia


Java仮想マシンでは、CPUがナンであろうと、ビッグエンディアンで処理するようになっている。
さすが、サン(SPARKチップで一世を風靡した Sun Microsystems)の開発・実行プラットフォームである。

Java に対抗するかのように、提出された Microsoft のブラウザ上実行環境は、.NET Frameworkであるが、こちらはやっぱりリトルエンディアンなのだろうか。。。


そういえば、SunがMicrosoft対抗のオフィススイートとして発表したのが、OpenOfficeだった。
 OpenOffice.org - Wikipedia

このOpenOfficeで保存される標準の文書形式は、OpenDocument - Wikipedia である。
一方のMicrosoftOfficeでは、Office Open XML - Wikipedia となる。

両者を並べて違いを見ると・・・

ODFは、複数のXMLファイルをZIP形式でデータ圧縮したファイルである。

ODFファイルの中身となっているXMLファイルはそれぞれ次のような内容となっている。

content.xml
テキストコンテンツ
meta.xml
メタ情報。
settings.xml
設定情報
styles.xml
テキストのスタイル情報
meta-inf/manifest.xml
XMLファイルの構造
Word2007の拡張子.docxを単なるzipファイルとして展開すると、以下のようなパーツから成り立っていることが分かる。

document.xml
テキストコンテンツ
fontTable.xml
フォント表
settings.xml
設定情報
styles.xml
テキストのスタイル情報
webSettings.xml
Web用のスタイル情報
media
画像などのメディアファイルを格納するフォルダ
_rels
各パーツの関連性(リレーションシップ)を記述するファイルを格納するフォルダ



不思議なことに、この記事の document.×ml という文字列で、セキュリティー上使用できませんという警告が出て悩まされた。(数値参照文字に置き換えてもこけるので、ここではoの文字を代替して記入)

備忘ログ_c0062295_22155890.jpg


セキュリティっていっても・・・これはいったい、Bugであろうか、仕様であろうか・・・笑





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DICOM - Wikipedia


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by bucmacoto | 2001-09-27 22:10 | particle
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