人気ブログランキング |
- 北の空からみなみへ -
exblog staff

<< monogram バランス点/対象性の破れ >>
ダーウィンとウエッジウッド
2009年 01月 22日
チャールズ・ダーウィンの生誕200周年、ビーグル号による航海を通じて科学的思考による世界観を構築し発表された「種の起源」から150年、というの佳節となるのが今年らしい。

近世はレオナルド・ダ・ビンチやガリレオ・ガリレイに始まり、近代はニュートンやダーウィン、現代はアインシュタインやチューリング,ノイマン,シャノンらが拓いたという感覚の私には、今年あたりちゃんとダーウィン関連の書籍も読んでおきたい。

ダーウィンは医師の家庭に生まれたという。
母親は、ウエッジウッド家の出自。 あの王室ご用達の陶器で有名なメーカー創業家だ。

今年1/5に(事実上)経営破綻したらしい。
メーカー品にはあまり感心のない私だが、ちょうど結婚当初にウエッジウッドの陶器を頂いたりプレゼントしたことがあるので、いかにも英国風のシックなデザインは気に入っていた。 また壊れにくい丈夫さもあったと思った。

 英国ウエッジウッド破綻 2009年1月5日


ダーウィンの妻となったエマもウエッジウッド家の一員だ。(叔父の娘とのいとこ婚である)
 ダーウィン 経歴

両家共にユニテリアン教会(伝統的キリスト教義である三位一体説をドグマとして否定)とはいうものの、ダーウィンは(特に愛娘を失ってからは)神のデザインによって万物 ── これは全ての生物種を含む ── が作られたとも死も苦痛も神の御業(みわざ)であるとも思えない心境に至ったらしい。 1870年台に書かれた「自伝」では、宗教と信仰へ対する痛烈な批判が記されていたという。 一方でその妻のエマと息子フランシスは、その批判的な部分を削除して出版した。 後年(80年後)、孫娘の手により削除部分を復刻して出版されているという。

 ダーウィン自身は、神の存在を否定すると言う意味における無神論ではなく、「不可知論が私の心をもっともよく表す」と述べているらしい。


永遠の種族というものが夢か幻なら、人はそういった夢や幻に魅惑されながら生きてゆきたい種族なのかもしれない。 夢も幻も生も、ある種の儚さを抱えながら時には潰えて消滅するさまを「自然現象」という醒めた目で見つめつつも、「永遠の記憶」を求めてロマンを注入し続けている生き物なのだ。
by bucmacoto | 2009-01-22 08:20 | particle
<< monogram バランス点/対象性の破れ >>
<< monogram バランス点/対象性の破れ >>