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ばくまこと予想
2010年 02月 02日
以下は、昨年師走に書いて正月に仕上げようとして、それっきり投げ出してあった投稿です。
どうも仕上がりそうにないので、Work List(途中経過)公開としておきます。
write from 2009.12/23
post at 2010.02/02



19世紀半ばの1859年には、c.ダーウィン著で 種の起源 が出版された。
その同じ年、数学の最難問のひとつ リーマン予想 が発表された。
※参考 1859年

実は、こんな番組が放映されていたらしい。

 Run King
a0004423_20375052.jpg


BSアンテナもない(そもそもTVをほとんど見ない)私なので、nhkオンデマンドで視聴した。
 https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2009012141SC000/index.html
とても興味深かった。


数学上の難問として、浅学の私に思い浮かぶのは
ポアンカレ予想 - Wikipedia
フェルマーの大定理 - Wikipedia
くらいのもの。。。

けれどフリー百科事典に記されているだけでも、こんなにあるのですね。
 数学上の未解決問題 - Wikipedia


思い返せば、私は数学が好きだったのですけれど、さほど得意ではなかったように思います。
共通一時(当時、現在のセンター試験)は150点は超えたものの、165点に届いていなかった。
応用数学だって、3年ほど上の学年までは試験中の指数関数計算を級数展開で計算さしていたと聴かされていたものの、私たちの時代には試験で電卓使用可になっていた。
ちなみに私には、級数展開計算というような緻密な計算を遂行する能力がない。 三角関数の計算がたんまり出てくるフーリエ級数だって、虚数平面の考え方(複素数計算を単位円の形式で処理)を用いられるようになってやっと腑に落ちた(形式的な計算をこなせるようになった)という程度でした。

対数計算の手法で計算尺が操作できること、級数計算の手法を、あたかも小学生の九九計算のように、解を求める前提技能としていたこと。 それらのことは、電卓のないむかしだからにせよ、凄いものだと思います。
(ローマ兵に殺害されたアルキメデスとか、原論を書き上げたユークリッドとか、2千年前の知性でも、私には凄いとしか思えない。 近代(2百年前)の科学者が子供向けに書いたロウソクの科学ですら、畏敬しております。)



むかしも凄かったけど、今の電子計算機(スーパーコンピュータではなく日用品化したパソコン=電卓の発展形だと思ってもいい)も凄いものだ。
無限にあると予想されている双子素数のうち、2009年現在に知られているのが
65,516,468,355 × 2333,333 ± 1
なんていう10万355桁のものだというのを計算したのが、BOINC(旧 SETI@home の流れを汲む分散コンピューティング技術)上で動く PrimeGrid だというのも凄いものだって思うのだが。。。
(PCって私が高校卒業した頃に買えなかったHPの関数電卓の価格だよなぁ。。。今や)
 ※ Prime Number : 素数   Grid Computing : 分散コンピューティング


そういえば、この世界全体(宇宙全体)を巨大なシミュレータ・マシン(実験場)と考える見方は、古典的神話や説話、トンデモ似非科学(オカルト)や、ホラー文学(鈴木光司著 『リング』~『らせん』~『ループ』)、正統派SF(『フェッセンデンの宇宙』)など至るところで目にするもの。
宇宙全体のような巨大なものを、あるいは人智の未だ及ばないものを、人間のサイズに(または、よく知られているものに)置き換えて想像するというのは、神話であり哲学であり科学であるという気もいたします。
 宇宙は自然選択で進化する?



私の脳内で考えられることは、さほど論理的でもなければ耽美的にもなれない中途半端な夢想どまりなのですが、点描形式で書いてみたいと思います。
(前置き・・・長くて、本論が短いというクセはなおらんねぇ)

しゃれに過ぎないと思って。< 本気で考えたりしてはいけません ^^;
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by bucmacoto | 2010-02-02 22:25 |   retro/post
魂 とは 記憶だろうか(ばくまこと夢想)
2010年 02月 02日
以下は、正月に書いていてそれっきり投げ出してあった投稿です。
どうも仕上がりそうにないので、Work List(途中経過)公開としておきます。
write at 2010.01/03
post at 2010.02/02


少年期までは本の虫に近かったのに、その後の読書量は激減したままだ。

今年は帰宅(帰省)できない待機番だったので、先日の記事でついた勢いで、図書館の児童書書架に貸し出されていなかったハリー・ポッター本をふたつ借りた。 第3話「アズカバンの囚人
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
」と第5話「不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Order of the Phoenix
」だ。

このシリーズについては書評がたくさんあるので、客観的にも主観的にも追加したいような情報はない。
ただ今回は、7話・3話・5話と連続して読んで脳裏に浮上してきたものを書き留めておこう。


「こころ」とか「いのち」というものを説明しようとすると、その言葉に含まれる豊かさと曖昧さに立ち往生する。
この定義を借り物でない自分の言葉で説明するのは、かなり厄介だ。


ざっくりと考えるに、こころとは、いのちに付随する活動だろう。

精神活動は、心の働いている機能そのものであり、機械(これは生命体ではないが、模擬的な生命活動のモデルとなる)の上に心の機能の一部(情報処理、わけても記録=記憶)を実現したものとしてコンピュータがある。


いのち(生命活動)とは、一般化すると、次の三機能を併せ持っていることが条件だろう。
  1. 自己複製(子孫繁栄)
  2. 自己維持(同化・異化・自己形成・アポトーシス=予めプログラミングされた細胞死)
  3. 自己管理(免疫=非自己の排除、恒常性維持=フィードバック)

こうして並べると、生命(いのち)の三機能のうち、自己管理の範疇に入るものを こころ として位置づけることも可能な気がする。


ハリー・ポッターの作者である J.K.Rowlingが、実際にそのような意図で書いたものかどうかは不明だが、「魂」と「心」の関係にも似通った構造がある。(命のないものに心があるとは見做されないし、心という前提がなければ魂という言葉は収まりが悪い)

言葉というものがなかたっとしても、心は存在することができる。
魂というものがないとしても、心は存在するらしい。(作中にそう記されている)

波のように掴みどころのない こころ。
機械で処理が可能なほど、明確な形を残せる ことば。
万物をモノとコトに二分したなら(両方合わせて『物事』)、言葉はモノに近い位置にあり、心はコトに近いのだと思う。

そうして、魂というものは、心の成長 ── 弱く未熟な魂が明確になっていく(これは同義反復) ── に伴ってしっかりと形成されてゆく。 この関係は、魂≒記憶 と置き換えてみると、私のような者には理解がたやすい。
(脳は、心の機能をなす実体。脳での情報処理は、情報の「類型化(パターン分類)・記憶との照合・記憶内容の更新または棄却」を経て返される一連の流れの経路だと、そう私は見做している。)

されば・・・(飛躍した直感なんだけど)、魂というのは記憶だと仮に置いてみても、かなりの文脈で一貫性が保たれるような気がした。

実はこのことは、ハリー・ポッター第2巻「秘密の部屋
Harry Potter and the Chamber of Secrets
」の中で、「トム・リドルの日記」が分霊箱(魂を分割したカケラの保管箱=これがあると死からの帰還が可能となる。作中では。)として扱われていたのを思いだして、より確からしい感じがしたのである。
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by bucmacoto | 2010-02-02 22:24 | duality
Firefox「・・・のアドレス解決をしています」
2009年 11月 05日
表題の件は,ずーっと引きずっていた。

そこへもって、再起動でPCがやたらに遅くなった。
電源投入からファンファーレまではまぁそれなりだ。 (ちなみに XP である)
そこから(ようこそ の表示から)、デスクトップの壁紙が見えて・・・・延々と待たされる。 タスクバーが見えてからも、さらにさらに待たされる。
デスクトップのアイコンが出揃うまで、たっぷり5分(電源投入からなら約7分)だ。

これはやばいということで、直前に導入した GhostScript(8.64)を削除。
ProgramFiles 内の諸々と、使用頻度の低いプログラムを削除。
Spybot-SDとAdAwareもばっさり。
セーフテイモードで起動して、夜中の時間でデフラグ(ディスク最適化)すること2回。

これで、起動からデスクトップアイコン表示まで2分(プログラムがちゃんと起動できるまでだと約3分)に回復した。

ついでに、表題にもした (以前の記録はこの記事)Firefoxが途中から 「・・・のアドレス解決をしています」 って数秒間ずつオーバーヘッド気味に時間を要するようになる件は,どうやらこちらの解決策でOKのようだ。

T's Home 日記: 「・・・のアドレス解決をしています」を解決したぞ!


まぁ TeaTimer(Spypod-SDに付属するレジストリ書き換え監視常駐プログラムサービス)は気に入っていたけれど、736MBの少ないメモリーでは常駐ものは最低にしておくのもひとつの選択肢になるだろうと思っている。

半年くらい前に、家人(妻です)が3年ぶりでウイルス対策ソフトを導入した。
どれくらい汚染されているかと興味津々だったのだが。。。
なんと! 感染はゼロだった。
Windows自動更新だけでも、それなりに安全ではあるらしい。


そんなわけで、Windows7になるか Linux使いになるかするまでは(前者では新PC購入 後者ではリサイクルで利用) 少ない資源でなんとかかんとかやりくりしてやってゆくことにしようと思う。


追記:
hosts ファイルは、%windir%\system32\drivers\etc\hosts として存在する。

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by bucmacoto | 2009-11-05 00:47 | particle
セオリー主義 versus メカニズム主義
2009年 10月 10日
ダーウィンの進化論 = 環境に適応したものが生き残る(強者が生き延びるのではなく、適者が生き永らえる)

これって メカニズムを記述したものなんだろうなぁ。。

だとか昨夜ふと思った。


メカニズム重視は、プロセス重視や個の重要視と共通する視点なのだと思う。
先日、とあるブログのコメント欄で、「官僚主義 vs 利己主義」の観点を書いたら、形式主義よりマキャベリズムのほうが実害は少ないと返された。
実は マキャベリについてはよくわからなかったのでちょこっと調べてみたら、なるほど根幹から枝葉まで一貫したセオリーに透徹された思想というよりも、その場・状況・その環境で導かれるメカニズムを重視した言説、その集積だと感じたのでした。


人間が目的をもって形成する組織には、チームから国家に至るまでさまざまある。
組織形成の動機には、目的がある。
(警察なら治安、消防なら防災、医療なら患者から苦を除き安楽さを与える といったぐあい)

このような思考形式は、マキャベリにとっては理想主義(つか夢想主義?)に映るのでしょう。


目的と手段の分離。 これがマキャベリの視点だそうだ。


分離も必要(引きずられすぎたら合理的=最適を見失う)。
連携も失くせない(でないと 目的が小さなエゴにすり替わった組織=利己主義が蔓延した組織 ができあがる)。



形式主義・官僚主義 で困るのは、組織のルールを、利己心・競争心の充足に流用する ── いわゆる権威主義(虎の威を借る狐) ── がはびこるケース。
個人主義・無政府主義 が厄介な場合とは、個別性・自制心・関係性を重視するあまり、縁故・血縁・地縁などに振り回されるようになりやすい点。


まぁ、この両者の悪いところを併せ持った人物像を描くなら、小説の題材かゴシップ攻撃できそうな人物のできあがりになる。 だろう。 たぶん。

よいところだけ(組織重視と個人重視 あるいは セオリー尊重とメカニズム注視)を生かすようにしなけりゃ、まともな組織ってのは成り立たないのだろう。



性善説 と 性悪説。 このふたつを「結局はおんなじさ」と論じた人がいた。

「無垢なる魂をもって生まれて、この世の辱悪に染まってゆく。 これが性善説。
 悪業を背負いながら、この世でその汚れをひとつずつ洗い流す。 これが性悪説。

 どっちも、最後は無垢なる魂を取り戻して天国にいたるか、地獄の業火に焼かれ滅するか。
 どっちにしたって、この世の振る舞いで決まるんだ。 ということだ。」

まぁこの御仁、もっともらしい大嘘をいっぱい吐(つ)くお人ではあったのですが ^^;



よい点をほめてのばす vs 悪いことを根絶やしにする

このふたつは、等価なものかとだいぶ長きに渡って考えつづけたものだった。

そして、結論としては、こうなった。


最後に感謝という脆くて大切な気持ちを育めるならそれが最適な解なのだ。


それは 「全体」 を見失っても成立しない。 し。 「細部」をないがしろにしても生きてこない。


それが結論だった。
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by bucmacoto | 2009-10-10 21:39 |   pre/pro
のろのろfirefox経過観察中。。。
2009年 05月 19日
かつてのMS-DOS時代に、私は「環境ヲタク」だった。

複数の config.sys / autoexec.bat を使い分け、メモリの最適化(つか freeメモリ容量への貪欲)とか複数起動プロセス(厳密には子プロセス)をたくさん起動して喜んでいた。
「目的を忘れて手段に走る」という浅ましくも愚かしい人種なのであった。

その頃の私には考えられないことだが、現在 Firefox の動作がもたつく状態を不完全にしか直せないままに使用を続けている。
光回線に移行した昨年10月4日以来のことになるので、IPv6絡みなのは間違いないのだろうが、フレッツツールを削除してもう5ヶ月になるのにも関わらず完全なサクサク状態にまでは回復していない。(設定変更直後や起動後ある程度の期間は一時的に回復はする)

あれこれ試してみて、よし直った♪ と喜んでみても、いつの間にか(休止状態をはさむとか 再起動しないまま1ヶ月以上使い続けているとか)遅いレスポンスになっている。 IE6のほうではこうはならない。


ネットで検索すると about:config(firefox環境設定ファイルアクセス) で、dns(名前解決)をIPv6非対応にせよとなる。 [network.dns.disableIPv6 を true に設定]
私も最初はこれで早くなった気もしたが、やはりまだ、いつの間にやら遅くなる。。

そこで、PCのDNS設定を手動にしたりしてみたがこれでは非IPv6のフレッツサイトにアクセスできない。 試しにルータのアドレス(192.168.1.1)をDNSサーバーに設定して、セカンダリと三番目をプロバイダDNSサーバにしてみたがだめ。(ネット側はOK フレッツ側NG)
正しい設定は、PC側のDNSは自動検出にしておいて、ルータの中(わたしの環境ではPPPoverEtherが有効なのでプロバイダ接続となっている WAN PPPoE 1 の項目を修正)で設定することになる。


IPv6は フレッツ接続ツールを使わず、IPV6 install コマンドで設定。
フレッツv6にはこの設定で接続OK
だが遅い元凶かも知れないので、こちら↓を参考に Temporary Address を無効化 > ipv6 -p gpu UseTemporaryAddresses no
 WindowsXP-03
 VPN クライアントモジュール (IPv6 版) プログラム動作検証マニュアル

この結果ルータの接続PCとして亡霊PC(MACアドレスが使用PCと同一のもう一台にIPv4アドレスが割り振られる現象)はきえてくれた。
c0062295_3342189.gif
以前はここ ↑ にもう一台のPCが表示されていたのだ



そして個人的にはこれが最も効果的だったような気がする(あくまでも 「気がする」ですよ)。
 Firefox が頻繁に「アドレスが見つかりません」と言ってくる問題への対策 - Shinsuke.com


役立ち度はともかくこちら興味深かった記事
 答えてねっと 投稿全文表示
 起動に30分かかります。 : パソコントラブル出張修理・サポート日記
 SPURECCEの見た地球... フレッツスクウェア
 BフレッツのIPv6アドレス割り当てに関する注意事項|フレッツ公式|NTT東日本


他にやったことは、ストリーミング高速化に使用した設定のレジストリを全て元に戻した。(RWINなど)
今年の3月には、この辺もいじっていたな
ネットがおそ~い!(日記録兼用)
waresなメモ


正直、完全回復まではいかないが、少なくとも数秒以内にレスポンスが戻るようにはなっている。
引っかかっても、最悪期のような10秒以上も待ち続ける感覚はない。


かつての環境ヲタクの性向は残っていても、数晩も徹夜で詰めたような気力はもう消えうせたのだ。
(年寄りは亀のアタマでのろのろいくのよのう w)
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by bucmacoto | 2009-05-19 03:28 | particle
春雪便
2009年 04月 23日
カタクリの花の咲く便りが届く頃です。
春の雪便りもいよいよ最後でしょう。

本日 04:50

c0062295_7485831.jpg

掬えども淡雪の如く消えとける抱けぬ儚さ伝ふは冷気

more (抱える と 伝える)
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by bucmacoto | 2009-04-23 08:26 | wave
おべんきょう うえいぶれっと(復習)
2008年 09月 11日
データ圧縮というのは、通常の完全に元データを再現できる圧縮の場合は、1/2~1/3程度を限界とすることが多い。
 このような完全に復元できる圧縮を 可逆圧縮と呼ぶ。
 それ以上の圧縮を行う場合、音声や画像データのように劣化を容認し不完全な復元を容認する。
 これを 不可逆圧縮と呼ぶ。

 圧縮はサイズの縮小が目的になされるが、サイズが多少の増加をしても解読が困難になることを狙う場合、それは暗号化と呼ばれる。
(ライフログにひとつだけ暗号化の関連図書がある
  
日経BP企画
暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで
暗号技術は解読技術とのせめぎ合いを通じて高度に発展してきた。その歴史的経緯と未来の動向をひも解く読み物。カエサル暗号,ヴィジュネル暗号,暗号機械エニグマ,公開カギ暗号,量子暗号などを追う。


(日経インターネットテクノロジー 2001/09/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)


内容(「BOOK」データベースより)
最先端領域に宿る天才たちの壮絶なドラマ。歴史の背後に秘められた、暗号作成者と解読者の攻防―加速する情報戦争の勝者はいったい誰か?『フェルマーの最終定理』に続く世界的ベストセラー、待望の完全翻訳版。

内容(「MARC」データベースより)
ネット・セキュリティ、Uボート、英女王暗殺計画…。歴史の裏面を彩る、暗号をめぐる壮絶なドラマの数々。加速する情報戦争の勝者はいったい誰か? 最先端領域に宿る、天才たちの壮絶なドラマ。


出版社 新潮社担当編集者
わからないものがわかるようになる『フェルマーの最終定理』でもそう思わされましたが、このサイモン・シンという書き手、ただものではありません。最終的には現在の暗号の最先端領域にまで踏み込んでいくのですが(量子コンピュータだとか量子暗号だとか)、青木薫さんの名訳のおかげもあって(ほんとに読みやすく訳してくださってます)、本来かなり難しい内容のはずなのに、読む側にはまったくストレスを感じさせません。それどころか、読み終わるとなんだか頭が良くなったような気にさえさせるのです。こんな才能を持ったサイエンス・ライターは、ほんとにまれだと思います。ワクワクさせてくれて、しかも科学の最先端に触れさせてくれる――僕などは、一ファンとして、次作が待ち遠しくてなりません。是非ご一読を!

From the Back Cover
Praise for Fermat's Enigma by Simon Singh:
"Vividly recounted...I strongly recommend this book to anyone wishing
to catch a glimpse of what is one of the most important and
ill-understood, but oldest, cultural activities of humanity...an
excellent and very worthwhile account of one of the most dramatic and
moving events of the century."
--Roger Penrose, The New York Times Book Review

"How great a riddle was Fermat's 'last theorem'? The exploration of
space, the splitting of the atom, the discovery of DNA--unthinkable in
Fermat's time--all were achieved while his Pythagorean proof still
remained elusive...Though [Singh] may not ask us to bring too much
algebra to the table, he does expect us to appreciate a good detective
story."
--The Boston Sunday Globe

"It is hard to imagine a more informative or gripping account
of...this centuries-long drama of ingenious failures, crushed hopes,
fatal duels, and suicides." --The Wall Street Journal

"[Singh] writes with graceful knowledgeability of the esoteric and
esthetic appeal of mathematics through the ages, and especially of the
mystifying behavior of numbers." --The New York Times

"[Singh] has done an admirable job with an extremely difficult
subject. He has also done mathematics a great service by conveying the
passion and drama that have carried Fermat's Last Theorem aloft as the
most celebrated mathematics problem of the last four centuries."
--American Mathematical Society

"The amazing achievement of Singh's book is that it actually makes the
logic of the modern proof understandable to the nonspecialist...More
important, Singh shows why it is significant that this problem should
have been solved." --The Christian Science Monitor
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

About the Author
Simon Singh received his Ph.D. in physics from the
University of Cambridge. A former BBC producer, he directed an
award-winning documentary film on Fermat's Last Theorem that aired on
PBS's "Nova" series, and wrote the bestselling book Fermat's
Enigma. He lives in London, England.
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シン,サイモン
1967年、イングランド南西部サマーセット州生まれ。祖父母はインドからの移民。ケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を取得。ジュネーブの研究センターに勤務後、テレビ局BBCに転職。96年、ドキュメンタリー『フェルマーの最終定理―ホライズン・シリーズ』で国内外の賞を数多く受賞

青木 薫
1956年、山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで | 商品情報(書籍)


可逆圧縮でなされる手法は、双方向関数の手法。 厳密な解が相互にひとつだけ存在するような方法でなされる。

二進数(Binary number)で表されたデータを、バイナリと呼ぶ。 コンピュータが扱うデータは全て二進数だから、バイナリ・データと呼ぶことができる。
(これは本来の意味でのバイナリという語の扱い方。 慣用的にはもっと狭義に、実行可能ファイルや 可読文字コード列以外が主となるデータに限ってバイナリ・データと呼ぶことも多い)

十進数(decimal number)は、人間の指の数が両手で十本であることから世界中で使用されている。 その働きを模した算盤(そろばん)の場合は、「1の珠が4個 + 5の珠が1個」でひとつの桁を示す。 まれに商家では1の珠が5個のものも使う。
ところが二進数の場合、計算機が扱う珠の種類は、「オンかオフ(入りか切)」「信号が高いか低い(High/Low)」のようなひとつ玉である。 ゼロ・いち・に という数え方を、入が1で切が0とする二進数8桁(0~255まで数えられる)で示すと、

  1. 00000000
  2. 00000001
  3. 00000010
   ・・・
  1. 00001111
  2. 00010000
   ・・・
  1. 11111111
となる。
このように、もの(上の例では数)となまえ(上の例では十進数で"2" 二進数で"00000010")の関係を定めたり、ある系から別の体系へ変換(割り当て)することを 符号化 と呼ぶ。

そして、この符号化の手法は もの⇒なまえ の割り当て方のほかに、なまえ(ひらがな)⇒ナマエ(カタカナ) のようにも、名前(日本語)⇒name(英語)のような割り当て方にも共通する部分がある。

二進数で "00100000" というのは、十進数では32に相当する。 割り当てられている文字コードは「 」(半角の空白)である。 試しにURLの文字の中に「%20」というのを入れてみるとどうなるか試すこともできる。 次の検索のURL文字列を、ロケーション(アドレス)欄に入れて試すこともできる。
http://www.google.co.jp/search?q=%20&lr=lang_ja
これって、自分でいろいろ試してみるとよく分かるかもしれません。

二進数を十進表記するほかに、よく使われるのが16進数(hexadecimal numbers)表記。
 0, 1, 2, 3,,,, 9, A, B, C, D, E, F という具合に、10~15にA~Fを割り当てます。
 多く書かれる形式では、00h のように二桁で書いて末尾にhexadecimalの略を書く。

二進数の8桁を、前4桁(上位ビット)後ろ4桁(下位ビット)にして表記したものに相当するのが16進数ということになります。
 10進数を上段 2進数を中段 16進数を下段 という具合に並べてみましょう。

0
9
10
15
16
255
00000000
00001001
00001010
00001111
00010000
11111111
00h
09h
0Ah
0Fh
20h
FFh



情報を箱の中に入れる(例えばデータベース)場合に、固定長の箱を用意する方法(dbfなどの形式)と可変長の箱(ポインタ管理)で管理する方法があります。
 二進数の場合、この箱は8桁(8bit つまり 1byte)とか、16桁(2byte文字=全角文字)とか、24~48桁(3~4byte=Unicodeなど)があるのですが、この箱が大きければ大きいほど当然ながら箱全体を収納するファイル容量は増加します。
 そして、このファイル容量をより小さくする方法を考えることが圧縮方法を考えることになるわけです。

ごく単純なものから記す。


RanLength method(ランレングス法)
 同じデータが続く場合、たとえば空白文字 「 」(20h)が100個とか続く場合には、8bit箱(1byte長)で扱っても、100バイトが必要になります。
 ところが、[100個の半角空白] というわずか15バイトの文字列でも同じ情報を伝えることができます。
 このように、同じ文字列が連続する場合に威力を発揮するのがランレングス法で、ファックスのような二値画像(白か黒かで表現)を圧縮送信するのに使われています。
 解説サイトの例 画像圧縮アルゴリズム (1)ランレングス法
 Wikipedia記事 連長圧縮 - Wikipedia


エントロピー符号化(theory of output statistics)
 同じデータが続く場合、ランレングス法で圧縮が効く例からも分かるように、データが容易に圧縮できるには そのデータが均一である方が都合がよい(容易という意味)。 例えば、完全な空白(それはデータと呼べるのか?)や、一様な真っ黒(これは濃いデータと呼んでいいのか?)のようなデータ列は高い圧縮効率が期待できます。
 異なるデータに偏りがある場合、そして「完全におんなじ」な少数の種類しかデータが分類されない場合 ── たとえば真っ白な白紙に一点だけ黒がある あるいは 日の丸のようなデータ ── に、有効な圧縮手法が先のランレングス法であり、ここで述べるエントロピー符号化になります。両者の差は、隣接しているデータが同じか近い場合に圧縮可能なランレングス法、出現頻度に偏りがある場合にエントロピー符号化圧縮が効果的。

こういうのは画像で直感的に理解するのが一番! なので、画像中の画素の明るさを一覧表示した、ヒストグラムとかパワースペクトルとか呼ばれる図で記す。
 元になった画像は、http://pds.exblog.jp/pds/1/200809/10/95/c0062295_2057593.jpg
 こちらの写真を白黒のグレースケール画像として解析した図になります。
c0062295_22275689.jpg
peak index 140(3.5%)

赤丸で示した高頻度に出現するデータには、短い符号(ビット数)を与えます。
緑丸で示した低頻度にしか出現しないデータには、短い符号(ビット数)で済ませます。
 そうやって、箱の大きさ(ビット長)を可変にすることで、圧縮効率を得るのがエントロピー符号化ということになります。
 上の図では、全諧調(256階調)のうち30%ほどの輝度index値に 全体画素(480x270=129600px)の95%以上が集中しているのが元になった写真の画像です。
 各画素に、256階調を与えるとそれだけで(白黒なのに)129Kbyteになります。
 赤丸印に囲まれた画素が存在するindexに(仮に)3ビットだけ与え、緑丸印の部分で無強度(画素数ゼロ)のindexにはビットを与えない、ほんの少し(5%未満)しかない画素には6ビットを与えるとします。
 すると、赤丸内画素は123120個以上あるのですが、370Kbit(ビットをバイトになおすと)= 47Kbyte 程度に圧縮されます。
 青丸内画素(5%あるとして6480px)は、強度ゼロの分を省略できたので6bitの符号化で間に合うため、長目の符号を与えたにも関わらすわずか39Kbit = 5Kbyte のデータ量で済みます。
 合計で、52Kbyte。
 ※ 実際にはファイル内容定義部分や、解読用辞書=デコード・コーデック(CODECとは Coder+Decoder または Compresser Decompressor の意)参照用データを、ファイル内に格納するためこれよりは大きくなる。

エントロピー符号化の一種に、LHAで有名になった圧縮手順で使われている ハフマン符号化がある。

 2.1.5. エントロピー符号化 - 規格/H.264|AVC - Fraternity7 を調べていて、偶然の寄り道が面白かった(停止済みブログ)牛乳有害説

ハフマン符号化は、LZ77 / LZ78 そして LZSS のアルゴリズム中にも存在し、さらに GIF や PNG そして Tiff や Jpeg(jpg)画像にも使用されている。
ハフマン符号化による圧縮は可逆圧縮であり、データの損失(画像であれば劣化)がない。 2000年を迎える頃に、GIFフォーマット内LZ系アルゴリズムで二箇所使用されていた特許部分を所有する UNISYS社によるライセンス料請求問題によって、一時期画像ソフトからGIF画像サポートが打ち切られる現象があった。


さて・・・やっと画像圧縮の標準ともいえる、Jpegにまでたどり着いたのだが。。。参照リンク頼りでなるべく省略しよう ^^;

Jpeg そして Wavelet
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by bucmacoto | 2008-09-11 21:15 | particle
秋雨ひと休み
2008年 09月 05日
水曜は最高31度まで気温が上昇したという。
 けれど雨に濡れて帰路に着いた。

木曜は朝の空が明るかった。 夕の空は輝いていた。
 フォトはpictures欄に置いておく。

秋の長雨が休みになって、涼しく(寒く)なるはずが、夏の暑さが舞い戻る。
 木曜は25度まで、今日金曜は22度まで上昇した。

夕暮れて、月も黄橙色に山影へと落ちる頃、夕闇に包まれそうなそうな空に、瓦(いらか)模様の雲が高く高くに浮かんでいた。
 もしかしたら、今日はキレイな夕焼けが見えたのかも、そう思った。

pictures on yesterday
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by bucmacoto | 2008-09-05 20:12 | wave
vegetations in deep summer
2008年 08月 17日
とりあえず、月曜にOlympus SP-550uz が修理から戻ってきました。
結局異常なし(ピント合わない現象出ず)、念のためレンズ交換実施 とのことでした。

その場で検証しましたが、遠方のピントが合わせられない現象は変わっていませんでした。
きっと原理的に、今のデジカメのアルゴリズム(おそらくコントラストを最大化ポイント検出)ではムリなのでしょうね。。。 Pana(DMC FX-8)も遠方は苦手でしたっけ。

そして、マニュアル焦点があっても、視認力が悪い私の眼球では、合わせきらないというのが問題なのであった。 レンズの回転で合わせられるほうが少しはましに合う気もするのですが、予算的にムリだったし諦めるしかありませんねぇ。

要はコントラストのある被写体ポイント(エッジ=辺縁)を選んで、オートで焦点合わせするというのが、私に似合う撮影スタイルのようです。
マニュアル合わせは、鳥などの動く被写体を、距離固定で待ちピン(被写体がピント範囲に飛び込むのを待ち構える)する場合に使えばよいでしょう。

pictures
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by bucmacoto | 2008-08-17 04:04 | wave
petit graines
2008年 04月 06日
小ネタ整理

つうか。。。放置ネタ?
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by bucmacoto | 2008-04-06 00:40