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foehn phenomena (風炎)
2010年 08月 05日
モンスーン気候というからには、日本では季節風が季節を運んでくる印象が強い。

その風を引き起こす原因として、地軸の傾き・日照量・大地と海洋との比熱の差・地球の自転に伴うコリオリの力、それらの相互作用が空気と海洋の循環となるという面もある。どちらが原因でどちらが結果かなんて、結局は ニワトリが先が卵が先か / 個体が生命の花か遺伝子こそが生命か結実か という程度の関係だって思う。

風が運んでくる強烈な気温の変化として、局所的なものにフェーン現象がある。
漢字の当て字は、風炎 というそうだ。 > フェーン現象 - Wikipedia

昨年のゴールデンウイーク明けに、ここで30.1℃の気温を記録した。
そしてその気温が、年間を通じての最高気温となった。
よくぞ、風炎と当て字したものだと感心する。

今年は6月の末に、非常に暑い日があった。 あちちぃ
ほとんど垂直と思えるような気温グラフが得られるのが特徴だ。
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風が運ぶもの・・・それは黄砂だったり、季節だったりする。
海流が運んでくるもの、それは瓶詰めラブレターだったり、エルニーニョ・ラニーニャだったりする。

地球の熱の運搬役としては、地殻(プレート)の下でマントルが対流していたりする。
頑強そうに見える大地も、仰ぎ見るかのようなヒマラヤの峰々も(富士山の倍以上の高さだ)、ねっとりとしたマントルの上に浮かんでる泡みたいなもの。
そうイメージすることもできる。

  プレートの位置図

 4枚のプレートが集中している日本付近は、世界で解放される地球内部由来の熱の1割から2割に達するとも見積もられているという解説記事を見た。(日本は地球表面の0.074%、でも水面積率0.8%を考慮すると海域は9%以上になる)

K-T境界(中生代・白亜紀と新生代・第三期 )の生物絶滅は、北米ユカタン半島沖の浅い海に落ちた直径10km程度の隕石落下が原因とされている。
そしてそれ以上の規模の絶滅だった P-T境界(古生代と中生代の移行期)では、地球規模の酸欠(30%にまで達していた大気中の酸素濃度が10%程度まで激減)に見舞われたという。


マントルのような高密度で高粘性な流体の挙動なんてあまり想像できないのだが、もしかしたらホットプルーム(周囲より高温で膨張した上昇流)が巻き起こした厄災だったのかもしれません。
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by bucmacoto | 2010-08-05 01:05 | quote/data
雨が上がって、霧が晴れて、日が射した
2010年 08月 01日
北海道には梅雨がないといわれる。
その一方で、蝦夷梅雨などという言葉もある。

東アジアはモンスーン気候といわれる。
小学生の頃、モンスーンとタイフーンと語感が似ていたので
 『台風が通るような気候帯』
なんじゃないかと思ったものだ。(苦笑)

 モンスーン - Wikipedia
ある地域で、一定の方角への風が特によく吹く傾向があるとき、その風を卓越風と呼ぶが、季節によって風の吹く方角(卓越風向)が変化するものをモンスーン (monsoon) と呼ぶ。アラビア語の季節(モウスィム、الموسم、Mawsim)に由来する用語である。
これは、アラビア海で毎年6月から9月にかけて南西の風が、10月から5月にかけて北東の季節風が吹き、沿岸諸国の海上貿易、交通に大きな影響を与えていたことによる。もともとは毎年同じ時期に行われる行事のことを意味していたが、アラビア海で時期によって向きが変わる風のことを指す語となり、その後、季節風を意味する気象用語として広まった。アフリカのサブサハラや南米などでは雨季の嵐や大雨を、インドや東南アジアでは雨季そのものを意味する語としても使用されている。

季節風が季節をもたらすのか、季節の変化(地軸の23.4度の傾きと公転軌道)が風を運んでくるのか、どちらの視点も正しいから、私のような理論的原理主義者は混乱する。

・空気暖まって軽くなり、上昇気流となり地表の気圧が下がり低気圧となるから、風が吹き込む。
 そして昇した空気は上空に昇ると水蒸気が冷やされ、雲雨氷を生み潜熱を放出しさらに熱くなり軽くなる。

   それと

・高気圧とは上空に流れ込んで来た風の、地表への吹き下げ口。ダウンプルーム(下降流)。
 空気は上昇する場合には膨張することで温度を下げる(雲雨氷となる潜熱はそれを緩和)。
 下降する場合には、圧縮されることで(水の相変化が伴わないから断熱圧縮に近い)、高温であるほうが圧力が高いということになる。

実際には、このふたつの要素は、上も下も正しい(and関係)にあるようだ。
しばしこういた気象の解説を聞くと、どちらが正しいの?(一方が成立するから従属的にもう一方がそう見えるだけ = or関係にあるんじゃないの?)という解決不能の疑問符に囲まれてしまうのが、いわゆる原理主義者の苦悩である ^^;

日本付近は、4つの気団がせめぎあっているという。
南風(これは大陸規模で生じている、いわゆる海風に相当する)が優勢となる境界となるのが梅雨前線。北風が(こちらは山風・陸風に相当)優勢となってゆく季節には秋雨前線と呼ばれる。
 海陸風 - Wikipedia
 秋雨の経過とその特徴 - Wikipedia

今年の北海道の東部地域は、冷夏だった昨年よりもかなり温暖となっている。特に6月前半は暖かくて日射量も多かった。7月の気温は上がり気味(一昨年の猛暑には及ばない)なのだが、日射しが足りない気がしている。(今年と平年との、降水量と日射量が下図)

平均温
 6月
 7月
 8月
今年
15.7℃
17.9℃

2009
13.0℃
14.8℃
18.2℃

2008
12.1℃
18.0℃
18.7℃

平年値
12.3℃
16.8℃
19.2℃


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グラフを見ていると、蝦夷梅雨の実感が少し感じられます。

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by bucmacoto | 2010-08-01 15:14 | particle
Flyways
2009年 12月 06日
職場の年輩同僚の誘いで、野鳥の標識調査をなさっている方の講演を聴講した。

帰りにはポスターの図案となった画像を頂いた。

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photo by Ohdate Kazuhiro

キリアイだろうか。 サンゴ草(アッケシソウ)に囲まれているから秋の渡りの途中だろう。

こんな小さな身体(スズメよりは大きい=16cmほど)で、北極圏からオーストラリアまで飛び続けるというのだから凄まじい体力だと思う。 それも毎年の旅なのだ。

転載図やリンク
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by bucmacoto | 2009-12-06 22:14 | duality
人体最小の骨
2009年 11月 12日
約200個あるとされる人体の骨。(成人で200~208個)
頭蓋骨21 脊椎28 肋骨24 鎖骨・胸骨・肩甲骨5 骨盤2
上肢骨60(肩関節より先)
下肢骨60(股関節より先)


その中でおそらく最小サイズである あぶみ骨は、外耳(鼓膜より外)と内耳(蝸牛より内)の間にある。 中耳の三骨は耳小骨と呼ばれ、つち・きぬた・あぶみ。 この順で音は伝達されてゆく。


人が音を聞くメカニズムというのは奥深い。

ホーム > コラム~最も小さな骨~~耳小骨の実力~


この記事は単に紹介目的であるのでここまで。
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by bucmacoto | 2009-11-12 22:07 | quote/data
偏西風(ジェット気流)の復習
2009年 10月 26日
今年の台風20号(アジア名:ルピート)は、西向きだった進路を急に変え、紀伊半島の更に南を北東へ抜ける進路をとった。

 ※ アジア名 : 140個の循環使用 > 気象庁 | 台風の番号と名前


台風とは空気の渦巻きだ。渦は全体の流れに乗って流されてゆく。(川の水面に浮かんだ渦のよう)
台風はコリオリの力で左巻きの渦となっている。 北半球ではコリオリの力は進行方向を右へ曲げる。
(中心に真っすぐ進もうとしても右へ右へ空気の流れが曲がる = 結果として左回りの渦ができあがる)

 ※ 大気の大循環


子供の頃に、マゼランの世界一周後悔の漫画を読んだ。西へ西へと進む力になったのが、貿易風(赤道付近で東から西へと向かう風が年中吹いているというもの)だと知った。
そのエリアの上下(北極寄りと南極寄り)では、偏西風というジェット気流が上空を中心に吹いているとも、その時に知ったような気がする。

 ※ ジェット解析図・偏西風蛇行図(ジェット気流の位置を表示しています)/気象予報士 松田巧 気象情報 By COKBEE Weather



大気の循環モデルと海洋の熱循環モデルとは、まだまだ充分にシミュレートできていないらしい。

地球温暖化の影響をより制度よく予測するためにも、また、過去のスノーボールアースのような全休氷結を引き起こした直前の状態(直接の引き金)が何であったか ── 酸素の豊富さが地球を寒冷化させるにしろ、二酸化炭素と酸素の総和は21.7%からそう変化していそうにない ── を理解するためにも、是非詳細な熱運搬モデルが構築されてほしいものだと思う。

 ※ 北の夢想科学小説 : Snowball Earth (習作)
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by bucmacoto | 2009-10-26 20:24 |   retro/post
scienceねた
2009年 10月 13日
SCIENTIFIC AMERICAN(日経サイエンスの提携誌)
 が選んだ
Scientific American(科学的アメリカ人)

SCIENTIFIC AMERICANが選んだ科学的アメリカ人 10:日経サイエンス
  1. トッド・ブレイディー 「半導体メーカーが環境第一の姿勢を鮮明に」
  2. シャイ・アガシ 「シンプルな再充電の仕組みが電気自動車を加速」
  3. ワファー・エルサドル 「多角的な公衆衛生キャンペーンでエイズと戦う」
  4. ロバート・J・リンハート 「汚染医薬品を追跡して死因を解明」
  5. ユジニー・スコット 「進化教育の推進者はさらに前進を続ける」
  6. ビル・ゲイツ/マイケル・ブルームバーグ 「影響力絶大の有名人が禁煙運動を推進」
  7. ブライアン・ウィルソン 「途上国が使いやすいクリーンエネルギー技術を」
  8. クリスチャン・オルソン 「シンプルな医療機器が途上国の新生児を救う」
  9. アンドラーシュ・ナジ 「成体細胞から幹細胞を作る実用的な方法を発見」
  10. バラク・オバマ 「新任の米国トップは科学政策を大胆にシフトし始めた」




今回やっとノーベル平和賞が(A.ノーベルの故国スウェーデンではなく隣国の)ノルウェーで選定されていることを知った。
北欧スカンジナビア半島の、ノルウェー/スウェーデン/フィンランドは、金髪で白い肌のいわゆる「白人」の発祥地点とされる。
メラニン色素の少ないその皮膚は紫外線による発ガンに弱いのだが、その一方で、少ない太陽光で活性型ビタミンD(骨代謝・骨の成長に必須)を作る能力を有するらしい。 つまり、日光不足による くる病(せむしなどの骨成長異常)になりにくいのだという。


光ファイバー と CCD(charged coupled device)の研究・開発が今年のノーベル物理学賞でした。

iPS細胞人工多能性幹細胞の発見者である、山中伸弥/J.トムソン そして 安全な誘導法を確立したA.ナジ らの受賞は、ES細胞胚性幹細胞発見者のJ.トムソンの更に後になるのかも知れない。

経済学賞で女性が初受賞(共同受賞)。
そしてその研究内容は、共有資源の保護・運営/利害対立を調整する仕組み だとという。
(これまでの合理的選択を人間がするという前提から離れて理論構築しているらしい)

ノーベル賞には、数学賞がない。 心理学賞もない。 経済学賞だってノーベル死後の創設だ。


 心理学+数学 ≒ 経済学

もしかしたらこういう図式ってあるのかもしれない。


この論説を読んで、ふとそう思った。

なぜ成果主義は「歪んだ派閥」を生むのか | 職場の人間関係学


ps.
先日書いた 『快』と『満足』の違いを別な角度で表現するなら、【疲労感】ということに尽きるのかもしれない。
快は疲労感を吹き飛ばす心理応答。
そして満足は疲労感を味わい浸る心理。

・・・というのが私の仮説(へっぽこ仮説かしら?)ではある。

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by bucmacoto | 2009-10-13 00:40 | particle
日経サイエンス8月号めも
2009年 10月 04日

注意:pdfです
レスターブラウンの新たな警鐘
こういったタイプで思い出すのは、ローマクラブ報告「成長の限界」やA.トフラーの「第三の波」。

 ※ 備忘録 > PDFのページを指定してリンクする方法



NEWS SCAN
2009年8月号
神経可塑性
利き手が変わる

脳っていうと・・・知性の座とか思いやすいのだけれど、かなり周辺モジュールとの相互作用で形成されてゆく器官ではある。
利き手を制御する脳半球は言語脳となりやすい(右利きの95%は左脳が言語脳と聞く)。 また言語脳は主人格の宿る脳(統合的判断を司る脳半球)となることが多い。




ダンゴムシの知性
---環境適応という視点で、知性を考えるのは非常に新しい考え方なのですか。
古山: 動物行動学では、下等な動物の環境に対する反応は機械的、または本能によるという考え方が根強くあります。一方、僕たち心理学者は、ヒトの行動は推論などの知性に基づいていると考えがちです。じつは、進化論のダーウィンは、環境への適応という観点で動物の知性を考え『ミミズと土』という本でミミズの知性に触れています。

--大脳の概念的な知性とは違うタイプの知性が存在するということですか。
 ・・・
 心理学に「アフォーダンス」という考えがあります。環境の意味は、ヒトや動物が概念的に解釈するのではなく、環境が、探索する我々にその意味を与えてくれるという考え方です。知性にはこのようなタイプも含まれていて、人間もダンゴムシもその部分はある程度共有しているのでしょう。



追記:@2009.10/18
進化というと生物を思い浮かべるが、『システム間相互作用による相変化』を進化と定義してもけっこういい線となりそうだ。
 惑星の顔を決める大気流出



注:この記事には(備忘録を除くと)別窓指定リンクはありません。(同じ窓のまま飛ぶ指定です)
  必要に応じて
  • Shiftキー併用(別ウインドウ)
  • Ctrlキー併用 / ホイールマウスでクリック(別タブ)
  • 右クリックで指定
  を選択してください。


狂詩
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by bucmacoto | 2009-10-04 20:49 | quote/data
過去記事Followup
2009年 06月 07日
早老症についての過去記事 > 人には何かひとつでも平等なものがあるのか?

この記事を書いた当時(2005.10/15)、すでに BioBEAT - 子供たちの命を奪う早老症候群の遺伝子が同定された - Applied Biosystems JAPAN Ltd. ということだ。



人それぞれに、自分のブログ(my weblog)の位置づけはあるのだと思う。

私の場合は、自分の脳内エントロピーの過剰分を吐き出す(結果として脳内のごちゃごちゃ感は少しだけ軽くなる)という面がやや強い。 カテゴリ wave は、そのような溢れ出し成分が多く、実際の記事数でも最も多くなっている。(552題、次が247題の particle、125題の duality となる)

事実記事・確定記事・過去記事が、記事内容が変動しないという括りで particle になっている。

揺らぎと不変性の量子的二重性が伴うものが、duality というわけだが、残念ながらけっこう気分でこの分類自体が揺れている。 何かの機会で、自分のブログを読み返したりすると、それがよくわかる。

♪♪♪♪   ♪♪♪♪♪       ♪♪♪♪♪

波のピークに存在する成分 ~ 溢れ出した部分 ~ 変動したり脈動する要素

 そういうものと

波の底に存在する Cut-off 基準 ~ 基線(不変なbase-line) ~ 局所最適化された解

 その間にはさまれて

普遍的だったり、共通要素とみなせたり、両面性があったりするもの

 そんな要素で構成されているのがこのブログなんだろうと思う。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

うん。まあ。。あれだねぇ。。。


粒よりの記事を書き連ねることのできない人間の、不揃いな脳内meme(ミーム)を、いいわけしつつ並べてある。。。。そういう意味では、不揃い品記録というのが、当ブログの的確な特徴描出であるように思うのでありました。

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by bucmacoto | 2009-06-07 19:56 | particle
再審決定にて異例の釈放
2009年 06月 04日
wikipediaの該当記事には、削除提案が提出されている。 現在のところまだ閲覧可能。
(削除理由その他の経緯についてはノート記入もなく私には不明)
 足利事件

事件の経緯についてまとまった情報量となっているのは、たとえばこちら
 冤(えん)罪問題特集のコーナー足利事件



冤罪事件の報道を目にするたびに、私は情報【操作】にたいする自分自身の嫌悪感を再確認する。

情報は【処理】(コンパクトにまとめる・欠落部分を補完する・理解不適で誤解を含有するような情報を適切に整理する)するものであって、操作するものではない。

今回の決定は、08年2月13日の宇都宮地裁の再審請求棄却決定から一年余り。 抗告審となる東京高裁によって再鑑定命令(日本では裁判所命令としては初)、証拠能力の認定~再審決定に至った。 そして、再審開始前の釈放(これは高等検察庁の判断、異例)。 明確な物証(この場合は犯人ではないという有力証拠)に迅速に反応し適切に対応したものといえそうに思える。


 冤罪 - Wikipedia


一挙に絶対確実な正義(犯罪者を逃さず、濡れ衣を着せない)が実現することはないだろう。
そして、これからも冤罪事件は繰り返されるだろうし、天網をによる捕捉を免れる者も後を絶たないだろう。 残念ながら。

けれども、せめて、人の口に戸は立てられないけれど、自分の口くらいは慎んだ言葉を使えるようになりたいものだと思うのだ。

一次情報(つまり自分が直接に見聞きした事象)ですら、錯覚や誤解や思い違いが紛れ込むことがある。 ましてや、誰かからの伝聞・孫引き情報(この記事だって孫引き情報で組み立てられている)・風評や偏見や誇張表現、そういったものばかりで何かを確実に判断することへの畏れ(おそれ : 対極概念は粗末にする・侮る)を忘れない姿勢でありたい。 そう思う。 なかなか継続できないからこそ、何度でもそう思いたい。

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by bucmacoto | 2009-06-04 21:53 | particle
少女A 少年B
2009年 06月 02日
中学から高校の思春期という名の反抗期真っ只中の頃は、「試験のために勉強する」ということに反抗心を燃やしていた。

 試験ってのは、実力を試して自分の自然な状態を測定しなくては意味がない。

そういう考え方だった。

まぁ、与えられた勉強はしたくない(勝手に読み進んだり調べまくる乱読方法でしかアタマに残らない) という、偏った脳みその性向があった天邪鬼だったのだろう。

その残渣からだろうか、「健康診断前だから節制する」という感覚が実のところよく理解できないでいる。 実際の 普段の 自然な状態をモニターせずに、そのときだけの好成績ってのに何の意味があるのかと思ってしまうのだ。 < ちなみに息子には「親父のそういうとこは、オレと違うね」と言われた


小学校の頃には科学者になりたかったが、理数系だけでそういった方面に進学できるはずもなく、結局は技術系の道に進んだ。 保父の道へ進むか、電子工学科に行くかと迷って、結局は保父は諦め工大は辞退して中途半端な道を選んだわけだがニッチな職業ながらそれなりに満足している。

大学生協で初めてサイエンス(現・日経サイエンス)を見たのは、1980年の夏休み前だった。
間もなく定期購読を始めた。 それは結婚後自宅を購入して小遣いの資金繰りに給するまで15年間続いた。

当時のサイエンスの名物コラムに、マーチン・ガードナーの 「数学ゲーム」 があった。
その後、ホフスタッターのメタマジックゲームや エッシャーの世界 マンデンブロ集合などの記事を読むにつけ、やはり私の脳みそでは「とてもじゃないが科学者にならずに正解だった」と思い知った。 > 歴代コラムこちら Scientific American - Wikipedia, the free encyclopedia
日経サイエンスは、非専門家のための科学「雑誌」なのだが、私にはその程度であってもかなり苦労しないと理解不能(時には苦労した挙句に理解放棄)だったからだ。
別冊サイエンスで、この数学ゲームや パラドックスや aha!思考の部分だけの分冊を買い集めていたことが懐かしい ^^


さて、その数学・パズルのコラム欄はその後消失していたが、このたび 「パズルの国のアリス」という名目で新たにスタートしているようだ。

アリスといえば、ボブとの通信・・・というのは、暗号通信などの常連といえる設定だが、日本語でいえば、少女Aと少年Bとでもなるのだろうか。。
(DOS時代ならきっと 太郎と花子だったんだろう ^^)


現在はWebでも内容を見ることができる。
初回5月号のつかみの問題はこのようなものだった。


ひっくり返して,ひっくり返して…表は何枚?

問題:アリスの目の前にトランプのカード52枚が裏返して並べてあった。見ていると,ねずみがやってきて,すべてのカードを表にして去っていった。次にオウムがやって来て,左から数えて偶数枚目のカードだけをひっくり返していった。さらに, アヒルが来て,左から数えて3枚目, 6 枚目……と3枚目ごとにひっくり返していった。このように,動物たちが次々とやって来て,n番目の動物は左からnの倍数枚目のカードの裏表を反転させていった。最後に52番目となるドードー鳥が来て,右端のカードをおもむろにひっくり返して去っていった。このとき,表になっているカードの枚数は何枚だろうか?


問題・回答は こちら(この窓のまま飛びます) > パズルの国のアリス:日経サイエンス

more(最近のサイエンスの話題)
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by bucmacoto | 2009-06-02 03:00 | duality