2008年 08月 17日
先日の1972年で触れた、ローマクラブ報告「成長の限界」にあったフレーズだったと思われるのが、「宇宙船地球号」。 テレビのチャンネル争奪闘争(3人で各々二時間の枠を奪い合う)がまだ科せられていたから、アニメや人気ドラマで目いっぱいだったはずだったが、どうしてか NHK 「70年代われらの世界」 にハマって見ていた。 もっとも不定期放送だったし、社会派の番組だったので枠外で多めに見てもらっていたのかもしれない。(ようはごまかし枠であったわけか 笑) NHK広報資料NHKテレビ番組の50年-HISTORYによると、1970年~1974年の間に47回を数えるという。 しかし、NHKアーカイブス(保存番組検索)で確かめるとなぜか43件のヒットだった。 それに一時間番組を同一日に3連で放送記録となっていたり(これは初回なので、あり得ることかも知れない)、同一としか思えない 「老後」 の回が同日に総合・教育の二回放送されているように見える記載である。 NHKアーカイブのような機関でもミスがあるのかなぁ ^^; あら捜しはともかく、この番組は小学生が見ても惹き込まれるような魅力があったように思う。 そしてタイトルをざっと見るだけでも、環境汚染(公害)~資源~社会格差~人口問題~医療~災害への危機管理・・・現代の問題点がほぼ網羅されている。 今でも当時の人口問題のくだりなどは記憶にある。 世界人口が50年後の2020年には当時の36億とかの倍になり、さらに2050年を過ぎる頃には100億超という推定で、地球狭しと人間が溢れかえるイラストアニメが放映されていた。 そして日本の高齢化社会についても触れられていたように思う。 いつの頃からか、私の年金イメージは、「掛け金を払うだけで、さほど貰えるとは期待出来ないもの」という具合になっていた。 そして経済とは、カネを生むための仕組みではなくて、カネを生かして何かを支え誰かのためになる仕組みでないと破綻を招くという感覚も持つようになっていった。 おそらくこの時期のことだろう。 ローマクラブ報告「成長の限界」はMIT(マサチューセッツ工科大)のワールドモデルを通じて考察された、システムダイナミクスの啓蒙書であり思想書だった。 地球人口 予測 成長の限界 - Google 検索 成長の限界 (BioNews) (短信的な紹介) 成長の限界 (内容的な解説) デニス・ヘイズが 「アースデイ」の創始期のキーマンであり、NHKがこの番組でそれに(それも初日に)触れていたことも今回知った。 そして、 富田勲氏制作の「青い地球は誰のもの」の少年少女合唱の歌声と、背景で廻る地球映像と、その周りを囲んでスキップするかのように巡る少年少女たちの姿。。。 これが、けっこう印象的でした。 それまでウィーン少年少女合唱団とかを母親などが「素敵~♪」とか言う気持ちがいまひとつ判らなかったのが、このオープニング映像と音楽以来なんだかわかるような気がしましたから ^^ この曲はなぜかTOMITA ON NHK 富田 勲 NHKテーマ音楽集/他には収録されていないみたいですね。 そうしたらYouTubeで1動画だけありました。 こちらです。 先だって、月の(孫)衛星軌道に達した日本の無人探査機からの映像が美しい。 Earth rise and Earth set from KAGUYA そういえば、基礎英語 / 続・基礎英語 とかでもお世話になったけれど、ちゃんと連続して受信料を支払っていたのは、子育て期に教育TVをよく利用していた時期だけの期がする。。。あとは不払い派に属していました。(ぉぃ だって今はテレビないしぃ。。 ノイズまみれのPCキャプチャボードはあるけど(コラ
by bucmacoto
| 2008-08-17 19:33
| wave
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