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<< 雑記録 2008.08/02 雨のはずが晴天 >>
計算でしか考えられない
2008年 08月 01日
あなたはどこかへ向けて走っている。

あなたはこれから100kmの道程を走らなければならない。

どこへ向かっているのか?

なぜ走っているのか?

友情のため?愛情のため?金のため?名誉のため?

その理由は?

そしてその結果は?

登山家はなぜ登るのかと尋ねられ、こう答える。「そこに山があるからだ」。

走り続ける者は、やはり「そこに道があるからだ」と答えるのだろうか。

 トラバでボケましょう 2008夏 レベル4 お題発表 [別窓で飛びます]


人は走り続ける。

 自分を賭しても構わない、誰かとの約束を果たすために走るのか?

 求め続け、獲得を果たし、安息の日々を得ようとして走るのか?

 ランナーズ・ハイという陶酔感を得るために?

 達成感のために?

 それとも、何かの揺るがない対価のために走るのだろうか?


100km。 それは、水平線/地平線のところまで、22回も繰り返し走り続けて辿り着く場所。

 水平線までの距離


100km。 それを100回繰り返したなら、地球の赤道から極点までの距離。

100km。 それは、5.4ノットで十時間。

遠く遥かにも思え、過ぎてしまえば、それは泡沫のように消えゆく時間であるのかも知れない。


ぼくは、kuro坊。 視点高1.5m。 体重は内緒。
生まれた時には、父も母もいなかった。
全身硬い鎧のようなギプスにおおわれ、一歩歩くたびに息が上がる。
それが、ぼく。

そんなぼくが、100kmを走りぬこうと決めたのはどうしてかなんて、もうおぼえちゃいないこと。
初めの一日は、やっと1キロ進むのが精一杯だった。 ぼくは走ったつもりだった。 けれど他のだれもが、ぼくは「グズでのろまなカメ野郎」だとしか思えないと罵った。
それでもぼくは、最初の一日で1キロを走りぬいたんだ。 それはぼくだけの心の勲章さ。

計算では、二日目には2km、三日目には3km・・・という具合に毎日走る距離を1kmずつ伸ばしてゆけば、二週間で100kmを走破する算段だった。

 ・・ そう 計算ではね(苦笑)。
 そろばんで 1+2+・・・10まで足したら、55になるじゃない。
 20まで足したら、210にもなるじゃない。
 13まで足したら、91になるじゃない。
 だから、14日目には、ほんの9km走れば100に届くじゃない。

けれど、人生は計算どおりに行かないって事。
これだけは、学校教育では禁忌らしくて、教えて貰えなかったなぁ。。
 もしかしたら、倒壊とか敢闘では教えているのかな。
 あ。。。ムリヤリぼけようとしとるんのわかった?(笑)
 ぼくは近畿関西人らしく生きたいと思うとるんやねん。

 勉強したから、仕事くれ


わてら関西人のこと、計算高いとか勘定でしか考えられんとか、そげんに誤解せんといてな。
わてら投資はしますけど、投機はようしません。
 私財も蓄えも、何かを為すために使うことはよう惜しみません。

 カネを生かして何かを生み残すためにやるのが 投資。
 カネをまわしていずれは利殖を積み増すためが 投機。

わては、きちんとその分別だけはつけとりますさかいに。 たのみまっせ。


それにしても暑いおますな。

二週間分の水だけで走破するつもりでしたさかいに、もう水なしで3かめになりますのや。

らくだじゃあるまいし、水なしのままじゃいつまでも走り続けることもかないませんなぁ。

そうやなぁ、少しばかり汗が搾られて気持ち身体が軽くなった気もしますけどな。

何といいますかな。 ここまで乾ききってしまうと、陽炎なのか眩暈してるのかようわからんようになってしまいますな。

水のいっぱい満たされた川で涼めたら、さぞや気持ちいいでっしゃろうな。

100キロ走るってのは、ぼくにはむりだったのでしょうかねぇ。。。

 。。。

 。




「なに、これ?」

「どうした? うわっ」

「もう、ハエがたかってるから、ウジがわくのも時間の問題だねこりゃ」

「でもどうして、こんなところに? カメ? それも真っ黒の・・・」

「カメの干物って食えるのかねぇ。
 煮ても焼いても食えなくても干したら食えるとか。」

「けど、なんかこのカメさぁ。 私には、ほほえんでいるように見えるよ。」



■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
【ルール】
参加:
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 締切りは1つのお題に対し30トラバつく、もしくは次の金曜日8/4(月)夜中まで
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。

チャンプ:
 お題を出した人が独断で審査しチャンプ(大賞)を決めます。
 チャンプになったら王様です。以下の特典と栄誉が行使できます。
  1.お題を出す
  2.言いたい放題な審査をする
  3.次のチャンプを決める
 何か困ったことがありましたら開催事務局までどうぞ。

企画終了条件:
 みんなが飽きるまで、もしくは開催事務局が終了宣言を告知した時です。

参加条件
 特になし!
 ※ 以下あれば尚可!!
 ブログをもっている。あるいはこれから作成する。
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 企画元     毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
 開催事務局  ボケトラの穴     http://trana88.exblog.jp/
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グズでのろまなカメは、空を飛ぶ夢を見ながら乾いた眠りについたのでしょうか
by bucmacoto | 2008-08-01 22:26 |   illusion rhapsody | Comments(10)
Commented by katuo0076 at 2008-08-02 09:14
あ、
ハリエットですね。
ハリエット。
175年生きたと推定され、人類の知る最も高齢の動物とされるガラパゴスゾウガメ。
あ、
それとも、
堀ちえみ(かっ?
Commented by bucmacoto at 2008-08-02 15:03
◇ katuo0076 さま

うら若き乙女なのに男児と勘違いされて、Harryと名付けられていた?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88

それよりも、堀ちえみの線が濃いかと思われ(爆
スチュワーデス物語って四半世紀前のテレビドラマっすね ^^;
Commented by boke-trabers at 2008-08-02 21:37
ぜひともアキレスと競わせたかった。
惜しい選手をなくしましたね。
Commented by bucmacoto at 2008-08-03 03:41
◇ boke-trabers さま

冥府の河水で、全身を不死になったはずの唯一の急所がアキレス。

マラトンからアテナイまで、戦勝報告を伝令し息絶えたからマラソン。

kuro棒のマラなんて、トンでもない下品な落ちでアキレテマス(ぁ?
Commented by kurobungo at 2008-08-03 10:56
ご参加ありがとうございます。黒文豪です。

なるほど、水平線までの距離は約4.5kmだったのですね。勉強になります。
とりあえずkuro坊が何キロ歩いた、いや、走って力尽きたのかが気になります。
Commented by bucmacoto at 2008-08-03 16:41
◇ kurobungo さま

身長3mの黒文豪さまなら、視点高は2.8m以上でしょうから、水平線まで6km超。
白文豪さまで約5km、黄文豪でKuro坊よりちょっと遠いでしょう。
桃文豪さまの視点高が気になります。

> kuro坊が何キロ歩いた、いや、走って力尽きたのか

体重が内緒であったので、相対論的な[エネルギー=質量欠損]では計算出来ません。
とりあえず、【14日分の水は持っていた + 3日は飲んでいない + 毎日最低1kmは走破している】という推定の上で、17kmは走っているみたいです。
水平線までの距離の3回分は到達した。 これは偉業といえます。
 ・・・黒文豪さまの身長3mに匹敵する、偉そうな生業(なりわい)です。。
Commented by t2mina at 2008-08-04 21:55
うう、、、
『よだかの星』のよだかみたい(涙
Commented by bucmacoto at 2008-08-04 22:35
◇ t2minaさま

ほぇ~~びっくらこ (ノ゜⊿゜)ノ

宮沢賢治の作品名がここで出るとは、完全に予想外でした ^^
Commented by sabretoothjapan at 2008-08-04 23:44
ち、ちあきぃ~~~~~~~~~~!!!

・・・違った?
Commented by bucmacoto at 2008-08-05 01:23
◇ sabretoothjapan さま

お見事。 役の名前まですらすら出るとは。。。さすがです。

調べてみて、浩(教官=風間杜夫)とか真理子(ピアニストになれなかった片平なぎさ)とかいたことを思い出しました。
当時もうスチュワーデスという言葉から、CA(Cabin Attendant)になってきていたのに、今でもスッチーとか死語になりきっていないのが面白い。

そいや、千秋とのだめで、カンタレービレってのが現代風ですね。(何?
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