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確立という誤変換
2007年 12月 16日
私は悪筆だ。 習字を6年以上やっていても硬筆はてんで駄目だった。 日記・作文・原稿用紙を埋める作業の全てが苦手なので、キーボード入力の時代になってとても助かっている。

私は、英語音痴だ。 基礎英語,続・基礎英語を聴講しつつ、筆記体なんぞを練習していた頃のレベルから成長していない。 なのでオンライン辞書の充実にとても助けられている。

かつて、PC9801アーキテクチャが国民機とか呼ばれていたMS-DOS時代に、医学略語辞書などが公開されてとても重宝した。 ジャスト・システムのATOK6が黄金期だった時代だ。
ローマ字入力で 小さい "ぃ" を入力するのに "li" と入力するインターフェースが楽だった。 逆に、それが公的な標準から外れているとされたのがしゃくで、雑誌記事丸写しで "xi" でも "li" でも入力できるようにパッチを当てた。 そういえば初めてちゃんと単体購入したソフトが、MultiPlan(Ver.3)というものだったが、昭和が終わり平成になった時にバイナリエディットして 「r年m月d日」 の表示を、「H○年○月○日」となるパッチを手作業で達成できたときには嬉しかった。 気分だけは Hacker といいうわけだ。 (間もなく新元号対応のVer3.11が送られてきた。 また、Lotusも同様に出来たが、dBASEは無理だった。)

MS-DOS当時は FEP(Front End preProcesser)、Windows 3.0Aの頃からは IME(Input Method Editor)、この日本語入力変換ソフトの力は 知らない略語をフルスペルにしたり専門訳語を表示したりもできる優れものだ。
しかし、数少ない欠点を挙げるなら、ある程度の長文を入力しつつ使い込むとかなり変換精度は上がってくれるものの、それでも誤変換がどうしても生じる。

誤変換の代表格が、「確立」 という変換だ。 本来は 「確率」 となるはずのケースで、こうなっている場合がある。 『%の確立で』 とか書かれている場合だ。
 ※ ちなみに私のブログでは 誤変換・誤句点がかなりあると承知している。 けれども、目に止まったなら直す程度で、普段は放置している ^^;

"の確立で" site:.ac.jp - Google 検索 で拾った大学関係文献1万1千百件のうちにも、この誤変換は結構混じっている気がした。 site:http://www.takasaki-u.ac.jp/eguchi/

英語では、確立のほうは エスタブリッシュ というらしい。
確率のほうは、プロバビリティライクリホッドオッズとなる。

・・・実のところ、私の脳裏に真っ先に浮かんだのは レイト(rate)のほうだ。
 やはり英語音痴は音楽音痴や運動音痴よりも難治性のものなのかも。。 (苦笑)
by bucmacoto | 2007-12-16 02:43 |   illusion rhapsody | Comments(0)
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