2005年 11月 06日
1980年に、この本を読むことを薦められた。
薦めてくれたのは、初恋の相手であり 初失恋の相手である。 遅い初恋だったが、それでも初恋といえるのは ・・・ キスもしてないからである! (爆) そんな傷心時代を、想い起す書名だからか、何度 書評や感想を読んでも手に取ることはなかった。 この街の図書館には、漫画の単行本がおいてある。 コミックスや文庫版・新書版のようなぺらぺら表紙ではなく、きちんと装丁された本としてである。 行く度に、手塚治虫の 『火の鳥』 『ブッダ』 『ブラック・ジャック』 を懐かしく読んでいる。 (井上 雄彦の バガボンドは、コミックス装丁だが 置いてある) そういったマンガが 経済新聞などと同フロアに置いてあるのに、モモはなぜか児童書の階に・・・? 今日の児童書カウンターに座っていたのは、白髪の司書氏なので恥ずかしくはなかった。 今日は、 5章:おおぜいのための物語と、ひとりだけのための物語 < この手前まで読んだ。 歳とともに涙腺が壊れ果て、ブラックジャックでもピノコのいじらしさに落涙するわたしである。 当然、最初からはらはらり ・・・ (恥ぃ;;) ちょいと気に入ったところを 引用してみよう
モモの親友である道路掃除夫ベッポじいさんのことばがいい 心配でたまらなくて、せかせか急いで、息が切れて動けなくなる。。これではいかん。 モモの親友には,この口はのろいけれど本当のことばをしゃべるベッポじいさんのほかに、眉目秀麗,口先八寸で物語を語り続けられるジジがいます。 さてさあて、しばらくは児童書の読書感想文でも書きつつけるとしましょうか(笑)
by bucmacoto
| 2005-11-06 22:35
| particle
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Comments(6)
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satsuki_ok at 2005-11-07 20:14
ほう、コレはまたメルヘンな^^
あっ。。昨日はコメントありがとうございました。^^ 変なレス書いてたから、書き直しました。ごめんなさい。
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bucmacoto at 2005-11-07 21:09
ここ数年、児童書とか絵本などに感動することが多いのです。
まぁ,昔っから子供向けの本とかTV番組に、子供以上に夢中な方でしたが w ・・・そうは言っても、○○○レンジャーショーで夢中にはなりません(笑)
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sleapydeen at 2005-11-09 13:18
道路の途中に穴があいていたとしても、その可能性だけで足がすくんでしまってはいかんのですね。穴を見てから対処法を考えましょう、そう思えるようになりました。
でも、次の一歩どころか、来世のことまで考えるのも、楽しいんですけど・・・・。(笑)
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bucmacoto at 2005-11-09 17:49
sleapy さん
来世(転生とかあの世)の事を想像するのは、楽しいことですけど耽溺してはならないことだと、自分を戒めています。 ひとつは、自分の経験上、こころの平衡を失う可能性がある。 (これは私にとっては。他の人には無害な可能性も) もうひとつは、ヘッセの(カール・マルクスの引用で有名な) 「宗教は救いのない、苦しむ人々のための、精神的な阿片である」 という一文に肯ける面があるからです。 ネス湖のネッシーではないですが、ことの始まりは小さな楽しみ(いたずら)であっても、信じ込む人間が多くなると何も知らない人は本当に存在するものだと思い込みますから。。 (うそも百遍繰り返せば真実になる < A.ヒトラー)
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sleapydeen at 2005-11-10 00:53
は~い、私も経験があります。初めて聞いた言葉だけど、えぇ、えぇ、精神的な阿片、とはよく言ったもの。煙草の自販機にお釣りの取り忘れが残っていたことさえ、教祖の計らいなんじゃないか、なんて自分を無理矢理納得させようとしてましたからね。(今思えばおはずかし(^^;)
人の心とは何でも際限なく生み出してしまえるのですねー。
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bucmacoto at 2005-11-10 20:16
> 煙草の自販機にお釣りの取り忘れが残っていたことさえ・・・
そうそう。それそれ。私も同じ精神回路を経験しました(笑) 脳みその中心に固定された考えは、"こじつけ" を生みやすいです。 こころって、増幅器にもなりますし遮断器ともなりますね。 都合のよい偶然はより奇跡と感じられ、都合の悪い真実には目を瞑る。 "いかさま" でない宗教,"つじつまの合う" 教義であるなら許せますけどね。 (つじつま合わせたつもりで 墓穴を掘る考え方は、いやだなぁ。。)
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