2009年 06月 21日
今年の沖縄・奄美は5/19に、九州~東海も6/9 そして東京も10日に、入梅(つゆいり)が宣言されました。
梅雨(つゆ)は、黴雨(ばいう:カビあめって書く)という字も存在したといいます。 湿度が高いとカビの繁殖は促進されます。 逆に40度くらいになると死滅するのだといいます。 (低温には意外と強くて0度で繁殖する株もあるようです) 北海道には梅雨はありません。 しかし、蝦夷梅雨とよばれるシーズンが観測できることもあります。 本州の梅雨明けする時期から8月上旬付近まで、雲が多くて雨が多い灰色の季節になる年があるのです。 今年のこの天気は何なのでしょうねぇ。。。偽梅雨とでも呼びたくなるような灰色の季節(曇りか霧か雨ばかり)が続いています。 湿度も高止まりしていて、霧で有名な釧路か倫敦(ロンドン)のようです。 灰色のシーズンだなぁ。。 オホーツク・ブルーなんてくるのかなぁ。。という感じ。 4~5月の日照時間が例年以上に多く、200時間前後に達したから余計にそう思うのかもしれません。 (なお5月は21日までが好天で、それ以降、ほぼ連日のような曇天雨天続きです) この日照量、梅雨真っ盛りの沖縄にも引けをとりませんがな > 那覇 2009年6月(日ごとの値)日照 グラフ そういえば・・・北海道は湿度が低くてからりとしたイメージが強いのですが、統計データ上はそうでもありません。気温が低いために発汗量が少ない、そして、気温が急上昇した場合には(飽和水蒸気量も急上昇なので)その時の湿度はとても低くなる、というメカニズムがそのような印象をもたらすのでしょう。 夜間は気温が低い場合、ほとんど95%以上をキープしてますんで。。(夜露の観測で明瞭) 海岸が近いこの街では、湿気は多いとすら思えるほどです。 30年平均値でみると一目瞭然。 比較用 気象庁 | 平年値(旬ごとの値 = 30年平均) こうして並べてみると、湿度のような単独の数字で何かを判断することは本当に困難だと思います。 地球温暖化で語られることの多い、平均気温の平年値を見ても、(水田も麦畑もなく牧草だらけの)この地は20度に達しないながら、(亜熱帯に区分してもよい)沖縄はピーク時で28度台。 つまり夏の9度の平均気温差が、夏でも沖の水温は10度程度のここと、サンゴ礁とダイビングとトロピカルフルーツの沖縄の差になっているのですね。 まぁ、沖縄なんて5月から10月中旬まで25度超、20度超に至っては4月から11月いっぱいの8ヶ月間なのですから。。沖縄の冬と この地の夏とが 大差ないともいえるわけですねぇ。 今日は延期になっていた小学校の運動会が開催されているようです。 気温は19度に達し、6月に入って最高を記録、湿度は70%。 午前中は窓の外に辛うじて青空を観測できました。
by bucmacoto
| 2009-06-21 12:36
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