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空½
2009年 04月 19日
半年以上泳いでいないのでプールに行こうかと思ったが、気温と風を確かめて断念した。
片道4kmながら、5度台の気温の中を自転車で移動しては風邪をひきかねないからだ。
(もちろんプール代を節約する効果も否定はしない w)

港には廃船となった日本船を申し訳程度に塗りなおしたらしいロシア漁船がいた。
私の放置自転車再生品(下宿のおばちゃん許諾済み)と同程度の錆加減だ。

かつてのソビエト連邦は、労働者の国=すべて公務員か集団運営構成員であったはずだが、今の漁船員にはそのような雰囲気は感じられない。
 下宿のおばちゃんによると、ロシア人が訪問してきて「表にある自転車をもっていっていいか」と尋ねられたことがあったという。
 まあ黙って持っていかなかったから、私が入居したときに直して使わせて頂けたわけで。。
 その意味では、礼節を保っていたロシア船員に感謝である ^^

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白樺もそそろそろ若葉を伸ばし始めるころだろう。

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こちら一見サイロを連想する並びっぷりだ

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実は漁具(カニかごだろうか?)を伏せ重ねたものらしい。


そして厳つい(いかつい)漁の道具になると、もはや道具とはいえどもまさしく武器だ。

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もしも私が海の底で寝そべっているところで、こんなもので一撃を食らったら、簡単に首でも胴体でも引きちぎられてしまうことだろう。

私たちの食卓は、思えば狩られて絶命した動物たちと、刈り取られて子種を奪われた植物によって彩られているのであるなぁ。 って、普通はあんまりそんなふうに意識はしてないのだが ^^;


下宿の高校生の女の子もそうだし、以前職場の厨房で勤務していた女性もそうだったが、食事の前に必ず両手を合わせて「いただきます」と一礼する姿を目にしていた。
形式なのか儀礼なのかわからないが、誰が見ているわけでもない場合にもそのように振舞っているのを知っている。

そのこころのありようを、私も少しは見習いたいと思っている。
by bucmacoto | 2009-04-19 17:28 | wave | Comments(0)
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